2008年12月30日火曜日

竿納め


お仲間老人達の間では、先週末辺りから「今年は何日まで釣りをするか」という話題がよく話されていた。どこか探り合いをしているようで面白い。「仕事納め」と同じような使い方で、「竿納め」という言葉を初めて知った。ちなみにその日一番たくさん釣った人を「竿頭」と言う。
そんな中、Wさんは仙台の実家に戻ってしまうし、Mさんは母親を亡くしお通夜・葬儀で足が遠のき、結局、私に手ほどきをしてくれたIさん、禁煙をし不要になったからと銀のライターをくれたSさん、ひたすらジャリメを餌に使うIさん、一人暮らしのNさん、調理人のWさん達が残っていた。
当初は28日の日曜日が「竿納め」という雰囲気にまとまってきたのだが、当日と翌29日は釣果がほとんど無く皆さん納得できずに(もちろん私も同様)今日30日まで来てしまった。その間良い天気が続いた事もその原因とは言える。
今日も相変らず上天気で、何故かほとんど皆平等にお目当てのメジナを一匹づつ上げる事が出来たのだ。と言っても、きちんと釣れたのはNさんと私くらい。他は腹や目玉に針が引掛っていたり、おしゃべりをしていて気が付いたら掛っていたというような情けない状態ではあったが「一匹は一匹だ」。
私はと言えば、「海苔」を餌としては未だ一尾しか上げていなかったので、なんとしても、もう一尾上げておきたかった。他のご老人が次々にメジナを上げる中、魚信はあるのだが乗らないというのが2回も続き、その内私より新人のKさんにまで先を越され、「まだ上げてないのはあんただけだよ」とSさんからはプレッシャーをかけられてしまった。
12時近くになって、やっとあのググっというメジナの手応えがあり、そこそこのサイズのヤツを上げる事が出来た。皆の祝福を受け、何とも嬉しく、Iさんにシャッターを押してもらった。
これで「竿納め」だ。
自転車の話題を付け加えると、記録によると今年は6155㎞走った計算になる。去年が6500㎞くらいだったので、まあまあかなという感じだ。
来年も2回は長距離・長期間のツアーに出かけたいものだ。

2008年12月25日木曜日

今日は最高だ


今日も9時発にて釣り。午前中だけでメジナ2尾を上げる。これは近来稀な釣果だ。絶好調と言って良い。他の老人達もそれぞれ1~2尾を釣り上げ結構納得・満足の様子で午前中に引き上げて行った。
この時期にこれだけ上がるのは珍しいとの事で、皆、「明日も来るよ」と言っていた。私も頑張らねば…。
その際、私のも含めて2つのバケツに活かしてとって置いたメジナ7尾を並べたのが上の写真。
特に大きい2尾(これは残念ながら私の釣果ではないが)は「お持ち帰り」にして残りはリリース。
午後は小さいメバルと海タナゴが釣れただけで3時には引き上げて来た。
持ち帰った獲物は両方とも23cmほどで、1尾は塩焼きにした。これは来宅した娘夫婦に供したが、「美味い!」と喜んでいた。もう1尾は刺身にしようとしたが、皮がうまく外せず(これは包丁が切れないため)3枚におろし、海鮮鍋の具にした。やはり美味。これで我が家のクリスマスディナーのメニューが、より賑やかになったというものだ。


2008年12月21日日曜日

釣り場は楽しい


しばらく書き込みをしなかったのは「ボーズ」が続いたためだ。やはり釣れないと気が乗らないのだ。
特にこの4日間は朝9時には釣り場に着くように心掛けて、大体3時半くらいまで頑張ってきた。昼食はおにぎりの立ち食い。しかしコーヒーは、きちんとした携帯ポットを新規購入して熱いのがいつでも飲めるようにしてはいる。
それでも「ボーズ」が続いたのだ。先輩老人達からは「熱心だね」と誉められたり、「あなたが釣れるのを見てから帰るから早く釣ってくれ」と圧力をかけられたりしながら粘ってはみたものの、写真を撮るのも憚られるようなダボハゼ一匹しか釣れなかったのだ。それでも諦めず今日も出かけた。
午後からは暖かい南風が強くなってはきたが、午前中に何とか、とても小さいものだが「海タナゴ」が2匹上がった。お目当ての「メジナ」ではないがニ匹はニ匹だ。とりあえず小満足。
ところで、この釣り場には色々な事が起こるので飽きる事はない。
まず色々な人が通りかかる。観光客(中国人が多い)、散歩の人(中にはジョッギングの夫婦なども)、目的もなく定期的に自転車で廻ってきては私に飴玉をくれる老人、公園巡回の若い管理人(車の中に拾った釣り道具を隠し持っているという噂がある)etc。
真っ黒い海鵜は嫌われ者だ。潜っては餌の魚を追いかけるので魚が神経症になり餌を食べなくなり、結果として釣れなくなるという事で、先輩老人達は決まって釣れないと海鵜のせいにする。
たまには「死体」も浮く。少し離れた埠頭で「髪の長い若い女の死体が浮いて、警察が大騒ぎだ」という目撃情報がもたらされ、皆で「もったいない」(意味不明)と言い合っていたところ、翌日、実は男だったという訂正があり「それならいいや」と納得していた。
今日は写真のようにサンタクロースの団体がやって来た。総勢100人は下らない。何事が始まったのだろうと親分格に聞いてみると「ローラースケートの同好会のイベントで市内をプレゼントを渡しながら走り回っている」というような判ったような、よく判らないような説明だった。目立つ事は目立つのだが、異様と言えば異様な風景だった。
昨日は母の施設にも行ったので、この2日間で、珍しく48㎞程走った。本業は飽くまでも「自転車」である事を忘れたわけではない。

2008年12月16日火曜日

新兵器でGET

このブログが「釣りバカ日記」のようになってしまい複雑な心境だ。でも、目下、釣りしかしていないので仕様がない。 それでも毎日釣り場への出勤、現地移動には愛車を使い、今日も走行距離14.96㎞、最高速度39㎞/h、時間0:52、平均速度16.9㎞/hとやる事はやっている。

さて「釣り」だ。例によってこのところ「ボーズ」が続いていささかめげていた。色々と反省もしている。だから、というわけではないが昨日新しい「浮き」を作った。別に道具が悪いと言う積りではないが、もっと見やすく、面白い浮きが欲しくなったのだ。土台はダイソーで買ってきた長大な浮きで、それを改造したのだ。
なんとそれを使ってメジナを2尾(といっても小物ではあるが)上げたのだ。そろそろ時期はずれだとかでなかなかメジナが上がらず、老人達はボヤイているところなので、注目の的だった。
写真をみればわかるように30㎝はある長い棒浮きは、視力の衰えた私にでもよく遠くからでも目立ち、魚信がよく判らない初心者の私にも、水面下の獲物の動きがよく察知できるようだ。
といっても、浮きを新調したから釣れたわけではない事は重々承知している積りだが、帰宅後また「改造浮き」を作ったので、明日はそれを試す積りだ。
ワカメの餌は結局7日くらい試したが魚信すらなかった。これはイケナイという結論を出し、また次の餌を試してみる積りだ。(2尾あげたときの餌はジャリメ)

2008年12月7日日曜日

おじさん、ありがとう、やりました。

このところ絶不調だった。もう何日も、あのぐぐっという手応えを楽しんでいない。それでもめげずに釣行を続けているのだ。と言っても自転車で20分の港へ通っているだけだが…。
昨日は午前中ボウズで、午後からは自宅から5㎞程のところに住む80歳になろうかという義理の叔父宅に家人と自転車で遊びに行った。
叔父が以前相当釣りに入れ込んだ事があると知り、3ヶ月程前今回私が釣りを始めるに際し、色々教えて欲しいというような事を伝えてあったのだが、依然そのままで大変気になっていたのだ。
着く早々、次々と諸道具を出してくれて、これをもって行け、これはどうだ、どうせなら全部もって行けという話になって来た。相当準備して待っていてくれたようなのだ。もっと早く来なければいけなかった。といっても、とても使い切れる量ではなく竿数本、リール、グローブ、錘などをありがたくいただいてきた。中でも一本の竿は非常にありがたかった。携帯に便利な、収めた時に40cmと短いもので、先端も現在のものより細く繊細で、全体では30cm程も長いというものだ。
早速今日その竿、リール、グローブを持って出かけた。始めの1時間は実験的に「わかめ」を餌に試したが魚信なし。(これはここ3日実験中、これからもしつこく続ける積り)餌をジャリメに換えたとたんに魚信があり「浮き」がぐぐっと沈んだ。瞬間的に合わせると、久し振りにあの引きの手応えがあり、巻き上げると黒い「メジナ」が現れた。苦節10日間、本当に久し振りにメジナの顔を見ることができ大満足。
おじさんありがとうございました。写真を撮ってくれたMさんありがとうございました。



2008年12月3日水曜日

四国ツアーでであったK嬢

四国ツアーから戻ってから50日以上経つが、、今日、足摺岬で出会ったK嬢からメールが届いた。
実はその時彼女はカメラを持っていないと言うので、何枚か自転車に乗っているところの写真を撮ってあげて(アドレスを聞くのも何なので)私の「自転車名刺」を渡して、メールをくれればその返信で写真を送る約束をして、HP上でもそれを呼びかけていたのだ。
半分忘れかけていた事でもあり、驚き、また嬉しい事だった。同じ苦労を分かち合った仲間(少しオーバーか)といった感じだ。
ここ4、5日釣果ゼロの日が続き、やや落ち込んでいたところなので余計に嬉しかった。