お仲間老人達の間では、先週末辺りから「今年は何日まで釣りをするか」という話題がよく話されていた。どこか探り合いをしているようで面白い。「仕事納め」と同じような使い方で、「竿納め」という言葉を初めて知った。ちなみにその日一番たくさん釣った人を「竿頭」と言う。
そんな中、Wさんは仙台の実家に戻ってしまうし、Mさんは母親を亡くしお通夜・葬儀で足が遠のき、結局、私に手ほどきをしてくれたIさん、禁煙をし不要になったからと銀のライターをくれたSさん、ひたすらジャリメを餌に使うIさん、一人暮らしのNさん、調理人のWさん達が残っていた。
当初は28日の日曜日が「竿納め」という雰囲気にまとまってきたのだが、当日と翌29日は釣果がほとんど無く皆さん納得できずに(もちろん私も同様)今日30日まで来てしまった。その間良い天気が続いた事もその原因とは言える。
今日も相変らず上天気で、何故かほとんど皆平等にお目当てのメジナを一匹づつ上げる事が出来たのだ。と言っても、きちんと釣れたのはNさんと私くらい。他は腹や目玉に針が引掛っていたり、おしゃべりをしていて気が付いたら掛っていたというような情けない状態ではあったが「一匹は一匹だ」。
私はと言えば、「海苔」を餌としては未だ一尾しか上げていなかったので、なんとしても、もう一尾上げておきたかった。他のご老人が次々にメジナを上げる中、魚信はあるのだが乗らないというのが2回も続き、その内私より新人のKさんにまで先を越され、「まだ上げてないのはあんただけだよ」とSさんからはプレッシャーをかけられてしまった。
12時近くになって、やっとあのググっというメジナの手応えがあり、そこそこのサイズのヤツを上げる事が出来た。皆の祝福を受け、何とも嬉しく、Iさんにシャッターを押してもらった。
これで「竿納め」だ。
自転車の話題を付け加えると、記録によると今年は6155㎞走った計算になる。去年が6500㎞くらいだったので、まあまあかなという感じだ。
来年も2回は長距離・長期間のツアーに出かけたいものだ。
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