6月4日に名寄のユースホステルを出てからのルートです。
5日 途中からひどい雨になり、ちょっとした峠を越えてひたすら東に走り、ついにオホーツク海岸に出る。50キロを越えたあたりから足が痛み始める。少し北上して「雄武(オウム)」という町の旅館に宿泊。95.90キロ
6日 ひたすら北上。まあまあの天気。「クッチャロ湖畔」のキャンプ場泊。夜9時近くまでライーダー達といろいろな話で過ごす。ジンギスカン鍋等をご馳走になる。 84.49キロ
7日 途中の「道の駅」で自転車旅行中の若者の一緒になり「稚内」まで同行する。追い風に恵まれ結構な走りが出来、彼から「凄いっすね」とほめられいい気持ちになる。ユースホステル泊。 97.84キロ
8日 7:50分のフェリーで「利尻島」に渡る。良い天気。途中の「沓形」という町で昼食を食べ地元の少年と釣りをする。メバルを2匹釣り、その晩はソテーにして食べた。キャンプ場からは携帯が圏外となる。天気には恵まれる。一日中「利尻富士」の姿を見ながら走る。37.20キロ
9日 早朝に出発し、「逆さ富士」が美しいといわれる「姫沼」に向かう。観光客など誰もいない清新な風景を堪能。フェリーにて稚内に戻り、ノシャップ岬を経て日本海側を南下開始。これが最悪の状況となる。12~15メートルの向かい風がずーっと吹いている。こいでも進まない。進んでも非常に疲れる。手持ちの食料がなくなっても、途中どこにも店が無く調達不能。何度も「ここで今日は止そう」と思ったか知れないが、そんな町は通過しない。結局夜の8時に「天塩」のビジネスホテルにチェックインできた。最高に疲れた。 101.95キロ
10日 天気良し。途中「ママチャリ」の青年と出会い、しばらく歓談。彼より一足早く出発したのに次の道の駅までに追い越されてしまった。ショック。ソフトクリームをご馳走して喜ばれた。別れた後はマイペースで行ったのだが、海沿いの平坦な道が多く、しかも追い風に恵まれメーターは常に時速25キロ~28キロくらいを表示する。そんなに速く走る積りではないのに自然とそうなる。足の痛さはこいでいると気にならないから不思議だ。降りたとたんに「痛てて」となる。「留萌」まで一気に来てしまった。 明日の天気が不安なので安ホテル泊まり。118.06キロ(今回の北海道で最長)
11日 起きてみると案の定、ひどい雨と風。走行断念。連泊決定。町の図書館で1日を過ごす。この天候では歩き回れない。 問題は明日からの計画。天候は相変わらずはっきりしない。
札幌までは120キロ余りなのだが、日曜日まで「ソーラン祭」とかでホテル事情が心配。また帰りの苫小牧発のフェリーは日曜日には無い、といって13日の土曜日では無理だ。さあ、どうするかというのが目下の問題。
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