実は、本日26日は松永太郎さんを囲んでの忘年会の日でした。 映画講座の楽しい仲間が集まり、最近の映画の話題でわいわい盛り上がるはずでした。それなのに太郎さんは11月15日に急死してしまいました。信じられない思いを抱いたまま、23日東京根岸の西蔵院でのご葬儀に臨みました。
小雨模様のなか、ムーシカ文庫の関係者の皆様と20名程連れ立って参列しました。
皆様からお預かりしたご好意で「レモン映画講座の仲間」の名前で供花させていただきました。左下段右から3つ目です。
焼香台の左右には太郎さんの著作や写真、愛読書などが飾られていました。思索的なものと並んで「南北戦争」モノや「情報機関」モノが飾られているのを見て涙が出てきました。
8年前、学研M文庫から『南北戦争』ー49の作戦図で読む詳細戦記ーが出版されたとき、その事を直ちにご報告したところ、「有難う、でもそれもう原書で読んだから」と言われたことが昨日のように思い出されました。
もうあのような楽しい話しが出来ないのです。そんな思いをご友人の僧侶玲澄さんが弔辞で述べておられました。途中で「そうだ!」とか「異議なし!」と大声で叫びそうになりました。
奥様の健気なご挨拶を拝聴して終了となりましたが、有志13人連れ立って豆腐会席で有名な鶯谷「笹の雪」にて豆腐尽くしのお料理とお酒で精進落しをさせていただきました。ミニ「太郎さんを偲ぶ会」でした。
大切な友人を喪ってしまいました。
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