2014年1月18日土曜日

「新人」DAHON、一応の完成

今日、AMAZONから発注したボトルケージが届きました。送料無料で格安で、なんと台湾からの航空便でした。何か、AMAZONって凄いです。さっそく取り付けて、所期の完成をみました。


まず、これが全体です。私の場合はあくまでも艤装であって改造でも改装でもありません。つまり本体の基本的な部分には手を加えず、どうでも良いところを部分変更(移動)したり、使用目的に必要なものを付け加えるという事です。

前の写真と比べて一目瞭然で違いが判るのがハンドルバッグの変更、リアキャリアの下の物入れバッグの追加、トップチューブに付いたボトルケージ といったところでしょうか。

前部ハンドル周りから説明します。


ハンドル右にバックミラーをつけました。実は新しくバックミラーを買ったのですが、次に説明するエンドバーとの相性(その形状ゆえにエンドバーが握れなくなってしまう)が悪く、そちらは従来のGAIANTにつけて、昨日までGAIANTに付けていたものをこの新人に転用しました。エンドバーもGIANTからはずしておいた手持のものです。本来でしたら重くなるだけですので付けたくはないのですが、サドルとハンドルの距離を少しでも長くとりたかったので、ハンドルグリップの端を1.5㌢程切り取って付けました。そして必需品のサイクルコンピュータも、古いものを設定し直して取り付けたことはいうまでもありません。取り外したモノをよくもとっておくもんだと我ながら感心してしまいます。

その結果、ハンドルの使える部分が短くなりそれに呼応してブレーキレバー、チェンジレバーをセンター寄りに移動させ、サイコンは左側に移動しました。


上の写真から、ハンドルバーが外側へ反っていることがわかると思います。ハンドルバーは直線ではないことが判りストッパーをレリースして、グリっとハンドルを回して外側に最大に反るような位置で固定しました。その作業をしただけで、ハンドルについている全てのものの据付角度も変更しなければならないので、結構な作業量になりました。

昨日のサイクリングの感想結果から、ブレーキの取り付け角度、グリップとブレーキレバーの左右両方の距離も調整しました。

ハンドルについている黒いカバンは新規に800円くらいでネット購入したものです。以前の比べると各段に大きく厚くなりました。普通はハンドルの外側に付けるのですが、各種コントロールワイヤーと干渉するので、内側にしました。見た目は悪いのですが機能優先です。アタッチメントは今も旅行時に使っているフロントバッグから取り外したものを流用しています。カバン側に相当の工作をしなければならないのですが省略。ここに携帯・財布・手帳・カメラなどを入れ、食事などで自転車から離れる時はワンタッチで外し、手提げにしたり、ショルダーバッグとして使います。心配だったのは、漕いでいる時、自分の膝とぶつからないかという事だったのですが、2㌢程余裕がありOKでした。


これは後部の写真です。このリアキャリアは数年前、リアのサイドバッグをヤフオクで落としたとき、相手の方がサービスでつけてくれたもので、大事に保存しておいたのですが、こんな時に役立ちました。ただ、支えの足を最短にしてもタイヤから相当上に天板がくるので、シートポスト下のフレームにあるタボ穴と繋ぐ金具は苦労してアルミ材を加工しました。

その結果、畳むときにサドルがキャリアにぶつかり、シートポスト(サドルの下のニョキっとしている長いパイプ)が下まで落ち切らないという事態になり(そのパイプが地面と接する事で畳んだ時に支えとなる)木の丸棒をのみとナイフで加工して下から突っ込み解決しました。下手な工作でへこみましたが、普段は見えないのでそのままです。

キャリアの後ろに付けたリアライトは大分以前100均で数個買って置いたもののひとつで、本当なら天板の下に潜り込ませたいのですが、後述のバッグとの位置関係で止むを得ずはみ出しました。転倒・接触した時にちと心配です。それと天板への取り付け強度がやや不安。

タイヤとキャリアの間が思いも寄らず空いてしまったので、そこに、夏休みのラジオ体操の皆勤賞でもらったバッグ(多分本来はくつ入れ)を、かなりの工作の末取り付けました。用途は主に工具・道具入れ。現在ここには、ウェス、軍手、新規購入したツールセットと空気入れ、ミニモンキースパナ、パンク修理セット、フロントライト、ナンバーキー などが入っており、若干の余裕があります。防水力は多分ナシ。

サドルの下からクルクル巻いて降りているのは、シートポストごとサドルが盗まれないように付けたワイヤーのナンバーキー。DAHONではこれを推奨しています。このカギを駐車時に併用してもいいのですが、面倒なので、もうひとつ、こちらは105円でネンバーキーを買ってそのバッグに入れてあります。

これが左後方から見た姿です。何となく「旅」に出られそうな気がしませんか。380円のドリンクホルダー を付けただけで感じが変わるものです。

これで「ツーリング仕様にして、日常的にも安心して乗れるようにする」という所期の目的は達成しました。手持の材料で済ませたせいか、費用は5000円もかかりませんでした。

あとはヒョッとするとサドルを交換するやもしれません。それと実際に旅行に使う時には「輪行袋」が必要になります。

しかし長旅には無理なような気がしています。峠越えなど思いもよりません。どうせ歩くんだから同じだろうと思うのですが、これでは挑む気概さえ持てそうもありません。   



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