2017年9月26日火曜日

零クン誕生

最近自転車の話題が少なく、走行記録も滞りがちになっております。

この2か月くらい愛人1号ばかりを使っていたところ、なんと本妻号のフロントの3枚ギアの一番大きいヤツに錆が浮いているのを発見しました。急遽錆止め等の手入れを施し、その他メインテナンスをしてやりました。やはりたまには乗ってやらないといけないようです。

今月19日夜分、長男(といっても姉との2人姉弟ですが)に第一子が産まれました。別に何が、というわけではないのですが心配で心配でたまらない期間を過ごしただけにうれしさもひとしおです。2800gの元気な男の子でした。「私には産まれるまで性別は教えるな」と指示はしていたのですが、うすうす「男」だなと感じていました。

昨日嫁さんと一緒に我が家へ退院してきました。産後の諸々が落ち着くまで1~3週間ほど我が家で過ごす事になったからです。

迎える準備としてTVを購入しBS受信の工作を施し、風呂のボイラーを交換しました。

それはともかくとして、その赤ん坊の名前が「」(レイ)というのですよ。

なんとも哲学的な名前ではありませんか。由来は聞いていません。どんな思いが籠められているのでしょうか。この子が大きくなった時「何で零なの」と聞かれたとき説明責任は息子夫婦にあるのですがねえ。

何度か抱かせてもらいましたが小さくて可愛い。それにしても、家人は生き返ったように活き活きとしてきました。いそいそと立ち働いています。おかげで私もこの2日間、恵まれた食生活を送っております。赤ちゃん万歳!

2017年9月17日日曜日

2017タモリカップ参戦

去年は乗艇「AKATSUKI」のオーナーの体調不良のために参戦できず残念な思いを残したこの「タモリカップレース」に今年は参加できました。クルーの一員だった甥が夭折してしまった穴は愚息が埋めてくれ良いチームができたと思います。       


9月9日(土)、とても良い天気でした。


上の写真は出航直後に別の艇からAKATSUKIを撮ってもらったものですが、ここには私は写っていません。実は私、出航準備中に桟橋から落水しまして、この時はキャビン内で全身着替えをしておりました。ドジな事です。        

レース前には「みらいへ」(中央の3本マスト)の前を観艦式のように行進して艇名をコールされてレースへの正式エントリーとなります。みらいへのデッキ上にタモリさんが船長服で立っていて「行ってらっしゃーい」と手を振ってくれます。
       


180艇以上の参加があり壮観です。この時はまだ風がありました。ところが徐々に落ちてきてスタート時刻にはほぼ無風状態に陥りました。舵も効かない状態です。

15時までにフィニッシュできないとDNF(Don’t Finish)となりポイントがもらえなくなりますが、我々はDNS(Don’t Start)つまりスタートラインすら切れないのではないかとの思いにとらわれました。スタートの号砲が鳴ってもなかなかスタートラインが切れません。スタートは風上に向かってなされますが無風では如何ともなりません。それどころか潮の影響で後退して岸に寄せられ行く始末です。

それでも何とか奇跡を願って15時まで粘ってはみたのですが第1マーク(スタートラインから風上に約1マイル先に設置)の姿すら見ることができませんでした。

不完全燃焼のままマリーナへ戻り、行き交う参加者に「フィニッシュできました?」と尋ねると全員「だめだった」との返事でした。

夕方からはお楽しみのお祭り騒ぎのベキューパーティーで盛り上がりました。これが毎年楽しい。

只、他に楽しみが残っていました。パーティーは「表彰式」でもあるのです。10以上あるクラス毎に優勝艇が表彰されるのですが(後でわかった事ですが完走できた艇は30艇にも満たなかった。それもレース仕様の特別クラスで早い時間にスタートしている)クラス中全艇フニッシュしていないとなると「抽選」になり、我々にもチャンスが巡って来たのです。本来の優勝よりこちらの方が確率は高いなどと情けない事を話しながら待ちましたが、こちらもダメでした。残念!

只、抽選当たりの艇にもトロフィーだけで「副賞」(賞品)がないのを知ると「まあ、それほど悔しがる事もないよね」と変に胸をなでおろしたのであります。やっぱりさもしいのかな。あとは飲食に集中し食べ過ぎました。

何よりもオーナー家族と友人、息子と海の上で一日が過ごせた事がたまらなく幸せを感じさせる出来事でした。