2020年9月25日金曜日

アームチェア化が実現した

 

我が家を建て直し、屋根裏の我が部屋が完成した20数年前、乗用車のシートを再生して、部屋用の椅子として販売している企業の広告を見てすぐに注文しました。(確か富山県の会社だったと記憶しています。)かさばるし、重いしで、運び入れるのにえらい苦労をしたのを覚えています。リクライニングはもちろん回転、ヘッドレストの調整など車のシートの機能はそのままです。但しどの車種かはわかりません。クラウンレベルの高級車では無い事は確かです。

爾来、私の憩いの椅子として使ってきました。座面のへたれもなく、それなりに満足はしていたのですが、最近購入した息子の家のデスクチェアを見たり、リビングにある家人専用の椅子のボロ隠しにスッポリカバーを作ったりしたのを見たりと「椅子」に関する話題が多かったせいで、何となく自分の椅子に対する思いが湧いてきたのです。

例の椅子を買った直後、メーカーに再生品とは言え決して安いものではないので「ひじ掛け」くらいは付けてもいいのではないかと意見を出したのを思い出したのです。そして折に触れ、自分で何とかならないかと延々と思い煩ってきたのも事実です。その度に構造上強度の問題があってひじ掛けは無理との結論に至り思考停止を続けてきたのでした。

細かい事は省きますが、やってみるものです。何とか実用強度をもったものができました。工作力に乏しいもので「見てくれ」はいまいちですが、まあまあの出来ではないかと思います。断面や角にに丸みをつけたり、塗装をしたり(実はグレーのペイントまで買ってあるのです)するには全部取り外さなくてはならず、塗ってから今の姿に復元する手間を考えて当面はこのままでいこうと考えています。

多分、コロナで「お部屋時間」が増えた事も影響しているかもしれません。



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