昨晩、孫B(長女の次男 小3) から「明日暇ですか」と電話がありました。なんでも自分は暇で「一緒に自転車で海を見に行きたい」という何とも一方的なお誘いでした。しかも朝の7時位に我が家へ来るというのです。Bの家は我が家から約9㌔です。7時と言えば私はまだ寝ている時間です。それを何とか9時我が家着、10時出発という事で納得させ、「ちゃんと朝飯は食べてくるんだよ」と言って聞かせて応諾しました。私に何の予定が無かった事が運の尽きでした。
しかしながら海を見に行くと言っても雲を掴むような話だし、Bがまだ小3という事を考えると交通量の多い町中を走るのは腰が引けます。やはり引率者としてはBを自宅まで送り届けなくてはいけないとの思いもあり結局鶴見川を上流方向に行けるところまで行き、そこから適当な時間にBの自宅に行き、そこからは単身で我が家に戻るというコースに独断で決めました。これなら主に土手道を行くので安全です。
今朝、Bは9時半に我が家に着きました。一人で来たので感心はしましたが、途中で道を間違えたと言っていました。まあ、結果オーライでしょう。
しかし、若い?というのは恐ろしいもので「すぐ出発しよう」とするので、「待て、こういう時には出発前に打ち合わせ・ブリーフィングというものをするのだ」と言って今日のコースの概略を説明し、(殆ど上の空でしたが)持ち物などのチェックをして多分9:45頃に出発しました。「海へ」という希望が通らなかったのでいささか不満げではありました。
絶好のサイクリング日和で遠く富士山も望める鶴見川の土手道を気持ちよく走ることができました。
途中1回小休止。持参のお菓子や水分を補給。私がのんびりとタバコを吸っていると「早く出ようよ」とせっつくので、「自分の都合を人に押し付けてはいけない、きちんと状況判断をしなさい、今おじいさんは何をしている?」とたしなめて出発。
我が家から20㌔くらいの地点(ここには過去何回も来たことがありちょっとした東屋があります)に11時20分くらいに着きました。もう少しで川崎市という所まで来ました。
ここで残りのお菓子を空にして写真撮影をして、さあBの家に向かうぞという時に「おしっこがしたくなった」と言い出しました。こんな時には通常コンビニのお世話になるのですが、スマホで探すのも面倒なので「その辺でしてこい」と言っても「恥ずかしい、我慢する」とおじいさまのいう事に逆らうので「おしっこを我慢して走ると注意が散漫になって事故の元になる、あそこでやれば人からは見えないから」と適当な場所まで連れて行きました。実をいうと、私は過去何回となくそこで立ちしょんをしたことがあるのです。ココは河原に降りる事が出来、川に背を向けて石垣めがけて致すと、ほぼ人の目をさえぎる事ができる事を知っていたのです。それでやっと納得して、晴れ晴れとした顔で戻ってきたので「立ちしょんができれば一人前の自転車乗りになれる」と褒めてやりました。そこを最遠地点としBの家に向かいました。基本的には来た道を戻る事になります。左手の高台にあるごみ処理場の青白の煙突が見え始めた頃、脇を走る上麻生通りへ出て一気に坂を登れば、後はダーと下りBの家まで行けるハズでした。
その辺りまで来ると、Bが「この辺はよく知っているので俺が前を走る」と言うので任せたのですが、かなり無駄な走りをしていましたが、任せた以上黙ってついて行きました。それでも12:45にBの家に到着しました。
我が家を出がけには、昼飯はウチで食べる、1時頃には戻るよと言って出てきたのですが、なにか良い匂いがしてきたので結局お昼をご馳走になりました。娘が自動調理器で作った鶏と大根のほろほろ煮と、まあ君(娘の旦那で超のつく頭の良いエリートです)自慢の餃子をいただきました。まあ君に「これは本当によくできてるね」と礼を言ったら「もう何千個も作ってますから」とまんざらでもない顔をしていました。本当に美味しかったのです。
結局3時頃に辞して4時頃に帰着しました。
なんやかんだで42.76㌔と退院以来最長距離を走る事ができました。娘宅で大分休んだので足の疲れも大したことはなく済みました。これも誘ってくれたB君のおかげで、とても気持ちの良いサクリングができました。6時間程一緒にいたおかげでB君の気性や性格も大分理解できるようになってきました。面白い子です。
最後に電動アシスト自転車のバッテリーはフル充電100%で出発しましたが、帰着時には7%となりアラーム状態でした。尤もカタログ値では(ノーマル設定で)36㌔が限界となってるのでよく持ったと言うべきでしょう。
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