2023年4月22日土曜日

ついでに改造

またも愛人1号をいじりました。人間暇だと(本当はこんな事をしている場合ではないのですが)しなくても良い事に頭がいってしまいます。

大分以前には「自転車旅行」が生活の中心にあって、そのための備品やパーツを色々と買い漁っていた時期がありました。ところがそこから遠ざかってしまった結果「不良在庫」とも呼べるものが山ほど生じてしまいました。

そんな物の中に「小型携帯用空気入れ」がありました。この空気入れは旅行途中パンクしてしまった時には必需品ですが、目下全く必要がなくなっていたものです。それが先日のパンク事件があった時から、旅行にはやっぱり必要だなとの思いが強くなり(ささやかな野望が影響しています)引っ張り出してきました。

こんなサイズなのでカバンに入れても構わないのですが、自転車本体に取り付けの方がかっこいいだろうとのアホな考えの下作業にとりかかりました。もともとフレームに取りつけるためのアタッチメントがあるのですが、愛人1号のフレームには適当な個所がなく色々と検討した結果下の写真のように、手作りキャリアの最前部に落ち着きました。

作業としては二か所穴をあけビス止めするだけなのですが、途中ドリルで穴開けの時にアルミ板ではなく左手中指を削ってしまうドジをしてしまいました。相当の出血と痛みでした。でもまあ満足のいく仕上がりにはなりましたね。


ついでに、新調したサドルバッグ(リアライトと反射テープを付けました)の中身としてフロントライトが大きくて重いので一回り小さく軽いものを新規購入して入れ替えました。下の写真で手作りアルミ荷台に置いてある左のものから右のものに入れ替えたという事です。


多分これで「いじり」も最後かと思います。が、実は同日に「輪行袋」の改造?もしていました。

自転車輪行については何年か前に規則が変わり、袋に関して「中身を完全に覆う事」となり、私の持っている「かぶせるだけ」のものはうるさい係員に当たると拒否される恐れが出てきたのです。要するに袋の外に車体の一部でも出ないようにすれば良いわけで、下の部分二か所を細紐で縛るようにしました。

すべて「ささやかな野望」のためです。


2023年4月7日金曜日

タイヤ、バーストパンク

3月31日、年度末に当たり、走り納めをしようと愛人1号で鶴見川コースを目指して走り始めました。天気は晴朗、気持ちの良いサイクリングの予感。坂道を時速30㌔くらいで下って、歩道橋のある交差点手前(家からはものの数分)に差し掛かった時パーンという乾いた破裂音が聞こえました。気にはなったのですが訳が分からず走り続けると尻にガタガタ感が始まり、こりゃおかしいと停車しました。降車して後輪を見たところパンクでした。タイヤが弾けこれがうわさに聞くバーストかと納得しました。これまでも何度もパンクは経験していますがバーストは初めてです。そういえばこの愛人1号(DAHON ROUTE)が我が家へ来たのは2013年の大みそかでした。もう9年半近く以前の事です。タイヤも傷むわけです。

我が家へ引いて来て詳細に調べるとタイヤはひび割れ、ささくれていました。 


中のチューブはスーネークバイト特有の二つ並んだ穴があいていました。「家の近くで良かった」というのが感想です。

ギヤやディレーラーを取り換えたり、キャリアを自作したり、フロントバッグをいくつも買ったり、ライトを付けたり外したり色々と遊んできましたが、肝心のタイヤに注意を払わなかった付けが回ってきたのです。

早速AMAZONにタイヤ(20×1,5)を注文し翌日から交換にかかりました。チューブは以前買っておいたものがあり、後輪といえども(後輪はギヤ関係が絡むので前輪より手間がかかる)経験済みなので簡単に済ませるものと思っていたところ、とんでもなく時間がかかりました。

ひとつは20㌅と口径が小さいため、新品で固いタイヤをリムにはめ込むのがかなりきつい事でした。もう一つは完成したタイヤをフレームにはめ込む段になり、チェーンの扱いを間違ったためよじれて(キンク)してしまい泣きたいくらい手こずった事が原因です。さらにもう一つ、この愛人1号は自転車屋さんに無理を言ってギヤを6枚から7枚にしてもらいディレーラーも純正のものからそれに対応したものと交換されたために、パーツの相互間の関係が微妙な位置になりワッシャー1枚の調整に手間取った事でした。(わかりにくいと思いますがご容赦を)

まあとにかく収まったところで、念のために前輪を点検したところ、同じようにタイヤが劣化していたので急遽タイヤとチューブをAMAZONに注文し、更新しました。ここでもやり直しがあり(チューブの注入口はタイヤのロゴマークの部分から出し、そのロゴマークは両輪ともギヤ側に揃えるのがスマート、わかりにくいと思いますがご容赦を))完了したのは昨日4月5日でした。

ついでに後ろブレーキのコントロールワイヤーがささくれていたので自転車屋さんに持ち込んで取り換えてもらいました。本当ならこのくらいは自分でやらなくてはいけないのですが、タイヤ交換であれほど手間取った事から専門家に任せました。それが今日でした。

その他にもちょっとした小物も購入したので今回の費用合計は1万円を超えました。ささやかな野望への設備投資です。