今日も勤勉に釣り出勤。昨日とは打って変わってよい天気。こんな天気だと釣り場も年寄りで賑う。私は昨日1尾上げた同じ場所で2匹目のドジョウを狙う。
始めてすぐの10時ごろ、ごつん、ググーときて、道糸がプツンと切れる。何だか得体の知れない大物が掛ったようだ。それにしても弱い道糸めと呪ったものです。初日、色々教えてくれたご老人が、リールは立派だが糸がこれではダメだ、ナイロンの2号に換えなさいと言っていた事が現実となる。さらに15分後、又もググーと来てリールを巻く。良い引きだ。昨日と同じメジナだ。姿が海面から現れもう一息というところで、又も道糸が切れる。私も切れた。こんな早い時間に2回も仕掛ごと全部持っていかれる災難に遇ったのだ。ダイソーで100円で買った物とはいえ、浮きまで1ケ失っているのだ。これでは先が思いやられるとは思ったが、他に糸の持ち合わせはないし、見方を変えれば、ここに獲物がいる事は確認できたのだからと思い直し続行。
継続は力なりと申しましょうか、待てば海路の何とやらと申しましょうか、昼前に、再度あのときめきの感触があり引き上げたのが写真上の大きいヤツ。恐る恐る引き上げたのだが、姿が見える前はさぞや大物という引きだったが、上げた見たらさほどではなかったが、私、大満足。これで家人にも顔向けができる。
行きがけに買ってきた菓子パンの昼食後、更に小振りなヤツが1尾上がる。携帯バケツに海水を汲んでその2尾を入れておくと、通りすがりの人々が覗き込んだり、すごいですねなどと声をかけてくれる。夢のようなひと時だった。「これは何ですか」などと質問する人も居り、「メジナです」と昔から知っていたような、また、そんな事も知らないのかといった口調で答えるのも楽しいものだ。
これで二晩続けて我が家の副食は「メジナの塩焼き」。
蛇足ながら、これ、意外といけます。さばく時はナイフの刃や手の平がギトつくくらい油があるのですが味は淡白です。骨離れがよく、少し醤油をたらしていただくと最高です。
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