以前たまたまみて感激した映画『ヤング・ゼネレーション』に似た体験です。
昨日遅く帰宅し、深夜近くに何気なくHKHBSのスウィッチを入れるとアンソニー・ホプキンズじいさんが子供と話しているシーンがでてきました。ちょっと見ただけで、子供はじいさんを尊敬している事、そしてじいさんは子供を友人として遇している事、じいさんはちょっと不良である事がわかりました。これだけで楽しい映画の予感です。番組情報ボタンを押して『世界最速のインディアン』だと知りました。
じいさんはオートバイマニアで(後からわかった事ですが見始めた場面はニュージランドです)、アメリカに渡って手塩にかけた愛車「インディアン」で公式のスピード記録を計測し、そのクラスのバイクでの世界最速を目指しているのです。
そこからは渡米、大陸横断と「ロードムービー」になり、記録会での「ドキュメンタリー」タッチに展開していきます。「不良じいさんの夢冒険実録」です。エンドロールによると実話だそうで、監督(名前を失念しましたが、『13DAYS』の監督さんです)が楽しく見せてくれます。「人間って捨てたものではない」と思わせてくれる後味が爽やかな作品でした。アンソニー・ホプキンズの名演は言うに及びません。
本当に未だ見ぬ名作が多いのだなと思い知らされました。
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