2020年12月31日木曜日

2020年まとめ

 やはり今年の自転車生活のトピックスは電動アシスト車の購入でした。7月10日に入手して以来、後部荷台やサイクルコンピュータなどアクセサリーを追加してきたのですが、12月に最後?の変更を加えました。爾来下の写真に見えるサドルバッグに取り付けたリアライトを移動しました。従来の位置でも全く問題はないのですが、万が一荷台に大きい荷物を積み、夜間走るとライトが荷物の陰に隠れ見えなくなるのではないかと考え、荷台の下に付けられないものかと遊び心で移動させました。

アルミ板の両端を曲げ、そこに穴をあけ荷台のステーを止めてあるビスのところに取り付け、そのアルミ板にライトのアタッチメントを固定しライトを差し込みました。まあまあうまくいった部類の工作でした。


現在家の裏にこのような具合で2台が収まっています。なお、左のスペースにちらっと見えている「黒いもの」が畳まれ、輪行バッグに入った「愛人一号」です。

日常的には殆ど電動車をつかっており、推定で650㌔程乗ってきました。「本妻号」のODOは45,786㌔になっていますが、これは殆ど7月までの累計です。実は一昨日、整備を終えてから新横浜方面まで8㌔程走ってきたのですが、電動車に慣れてしまった脚には相当堪えました。脚の為に来年は「本妻号」の使用を少し増やさなければいけないと思いました。

来年は最後の自転車旅行をと思っていますので、新年早々「愛人一号」を試して、整備をしなくてはと考えています。


2020年10月28日水曜日

電動アシストその後 他

 「電動アシスト自転車のその後」の前に近況を一つ。

10月のビッグイベントは「レース参加」でした。

17日(土)に開催された、横浜ベイサイドマリーナ主催のオープンヨットレースです。

「タモリカップ」が中止になってしまったため、10数年お世話になっているオーナーの「AKATSUKI」(HUNTERというメーカーの29ftのセーリングクルーザー)が参加できそうなレースはこれだけです。オーナーS氏の希望や私の意欲もあったのですが、一人ではどうにもならず息子とジュニアヨット時代の幼馴染に助力を依頼しました。肝心の息子は仕事の都合で不参加でしたが、男2人、女1人の加わってくれました。2週間前に練習会を実施したのですが、風が弱く大した事はできませんでした。           


           
              (手前がAKATSUKI)            

17日当日はぶっつけ本番も同様でしたが、平均8㍍程度の風と強い雨にもめげず健闘しました。息子の友人達もヨットは久しぶりなどと言っていた割には、基本はわかっているのでアッという間に艇にも慣れ、昔の勘を取り戻し的確な判断、連携動作は見事なものでした。私は専ら皆の食事の心配をしていたようなものですが、大きくヒールする船上でよろめきながらセールトリムを担当しました。

実は我々の艇は「一番弱いとみなされた艇」のクラスに入っており、大きなハンディキャップをもらっていました。このクラスは30艇ほどでした。あとでわかった事ですが、7艇ほどフィニッシュできていませんでした。厳しい状況だった事がわかります。レース中(少し専門的になりますが)ジブシートリーダーのレールのスターン寄りのビスがシートの張力に耐えられず2本もとんでしまい以後はバウ寄りからジブシートを引かなければならず艇速が落ち、やや残念な思いをしました。それだけ風がきつかったという事です。

レースキャプテンを委ねた子(と言っても40過ぎのおじさんですが)には入賞とかは狙わなくていいから、安全第一、無理はしない、ただしレースの雰囲気は味あわせて欲しいと無理な要求をしていたのですが、レースが始まってしまえば、少しでも前に出よう、当面の敵を抑えようという本能とも呼べるものが先立ち艇を走らせます。そんな時には彼らが子供の頃半べそをかきながらOPに乗っていたのを思い出し「大人になったけれど変わらないなあ」と感心したものです。船酔いに苦しんだたった一人の女子(もちろん彼女も子供の頃から知っており、外国大使館勤務。父親は日本でも有数のクルーザー乗り、去年は姉が参加。当日は用意のおにぎりに海苔を巻いて皆に配る役を依頼、キャビン内作業となってしまい、そのせいで相当激しい船酔いになってしまった。申し訳なく思っています。)を妹のように労わる姿もりっぱに育った証です。

概ね2時間でフィニッシュしたのですが、多分中盤くらいの順位だろうと思っていました。何より「いいレースができた」満足感でいっぱいでした。日常では味わえないスタート前の緊張感、疾走する高揚感はたまりません。彼らもあんなにハードで、寒く、びしょ濡れだったのに「楽しかった」と言ってくれました。オーナーS氏(レースに関しては一切口を挟まず我々にすべてを委ね、カメラマンとバラスト役に徹していました)は「自分の体をホールドするだけで精いっぱいだったのに、彼らはすごかったね。大したものだ」とご満悦の様子でした。我々は回復した女性クルー共々皆満ち足りた気分でマリーナへ戻りました。

                    

従来ですと当然そのあとに表彰式・パーティーがあるのですが、今年はコロナの影響でそれらはなく成績もわからぬまま解散となりました。

帰宅して間もなく参加できなかった息子から「結果がベイサイドのサイトで発表になっている」とのLINEが入り確認したところ、着順16位で修正順位10位という事でした。この10位という成績がくせ者で、例年では入賞の他「飛び賞」が設定されて賞品獲得が狙えるのです。去年は15位だったのに対象外となりがっかりしたものです。素晴らしいメンバーでレースを無事に終えられただけで満足なのに、人間の欲は限りがありません。

後日飛び賞が判明し2重の喜びとなりました。 以上がレースの報告です。

さて、次に本題ですが、電動アシストは大活躍です。普段使いに専ら何の問題も不満もなく使っています。只、悪い癖でオプションアクセサリーをいくつか付け加えました。

まず、後ろの荷台です。特に必要はないのですが必要となる事があるかもしれないという事です。ちょっと見えている赤ライトも後付けです。優れもので夜間走ると自動的に点滅してくれます。

パナソニック純正のものは高い(5600円)ので最初は汎用品の安物を買ったのですが、寸法の兼ね合いで(わかってはいたのですが何とかなると浅はかにも考えていました。)装着できずあきらめて、返品するのも恥ずかしく、いずれどこかで使えるだろうと、とってあります。結局純正品を改めて買いました。やはりパーツはきちんとしたものを使わなければいけないという教訓です。
次はワイヤレスサイクルコンピュータです。今の自転車の使い方で、速度や、走行距離がわからなくても全く問題ありません。そうなんですが、面白半分に取付ました。敢えてこれにした理由は値段の圧倒的な安さの他、時計表示が常時見られる(一番下の部分)事です。従来の自転車にはデジタル腕時計をくっつけていました。走りながら腕時計を見るのは危険なので、ここに時計があると便利です。

バックミラーです。これは必需品だと思っていましたので、手持ちの物でお蔵入りしていたものの再利用です。今まで幾10ものバックミラーを付けてきましたが、この付け方、このサイズがベストです。ストレスがなく使えます。


最後はフロントの籠のレインカバーです。厚手のブルーシート地で家人に作ってもらいました。通勤時、カバン(一応防水ものではありますが)を籠に入れるのですが雨の日はその対策があった方がいい。コンビニ袋で包んでもいいのですが、それはどうも気に入りません。
ところがこの籠は横長で大きく、きちんとした方形ではないので製作は難航しました。底のゴム周りや最終仕上げでは私も参加しましたが、「まあ、こんなところかな」で妥協、納得しました。機能的には十分ですが、今少しすっきりしませんが、これ以上家人に要求すると怒られそうです。

そんなこんなでしばらくは快適な自転車生活が送れそうです。

2020年9月25日金曜日

アームチェア化が実現した

 

我が家を建て直し、屋根裏の我が部屋が完成した20数年前、乗用車のシートを再生して、部屋用の椅子として販売している企業の広告を見てすぐに注文しました。(確か富山県の会社だったと記憶しています。)かさばるし、重いしで、運び入れるのにえらい苦労をしたのを覚えています。リクライニングはもちろん回転、ヘッドレストの調整など車のシートの機能はそのままです。但しどの車種かはわかりません。クラウンレベルの高級車では無い事は確かです。

爾来、私の憩いの椅子として使ってきました。座面のへたれもなく、それなりに満足はしていたのですが、最近購入した息子の家のデスクチェアを見たり、リビングにある家人専用の椅子のボロ隠しにスッポリカバーを作ったりしたのを見たりと「椅子」に関する話題が多かったせいで、何となく自分の椅子に対する思いが湧いてきたのです。

例の椅子を買った直後、メーカーに再生品とは言え決して安いものではないので「ひじ掛け」くらいは付けてもいいのではないかと意見を出したのを思い出したのです。そして折に触れ、自分で何とかならないかと延々と思い煩ってきたのも事実です。その度に構造上強度の問題があってひじ掛けは無理との結論に至り思考停止を続けてきたのでした。

細かい事は省きますが、やってみるものです。何とか実用強度をもったものができました。工作力に乏しいもので「見てくれ」はいまいちですが、まあまあの出来ではないかと思います。断面や角にに丸みをつけたり、塗装をしたり(実はグレーのペイントまで買ってあるのです)するには全部取り外さなくてはならず、塗ってから今の姿に復元する手間を考えて当面はこのままでいこうと考えています。

多分、コロナで「お部屋時間」が増えた事も影響しているかもしれません。



2020年9月5日土曜日

電動アシスト自転車その後

 電動アシストを買ってから約2か月になります。

それ以来、専らそちらを使用しています。その間本妻号を使ったのは
たったの1回、東神奈川へ散髪に行った時だけでした。

その間の感想を一言で表すと「満足」の一言です。特に夜間の走行に
際しての不安が払拭された事です。追加で買ったリアライトも操作
フリーで起動するし、デフォルトの前照灯も安定電源を持っている
おかげで十分な明るさが確保できています。

バッテリーのモチもカタログ値通りで2か月で4回ほどです。
約20%程度まで減少した時に充電しています。

感覚的な事ではありますが、「オートマチック」設定で時速20㌔
程度を保って走るのがコスパ最高だと思います。とにかく楽ちんです。
発進時(特に坂道発進)がそうです。右に車が停まっていても安心で
漕ぎ出せます。

欲を言えばコントロールパネル上でもう少し「サイコン」に近い内容が
あれば楽しいのにと思う事があります。特に「走行距離」と「通算走行
距離」が出るといいのにと思います。「速度」は表示できるので上記も
可能かと思うのですが…。

2020年7月19日日曜日

電動アシスト購入

遂に「電動アシスト付自転車」を買ってしまいました。7月10日納車でした。今までは、やれ軟弱者とか、堕落だとか、電動アシスト付を買うくらいなら50CCバイクにするなどと憎まれ口をたたいていたのですがあっさりと宗旨替えしました。

この2カ月の間に2回も転倒し肋骨にダメージを受け、これは脚力の衰えが原因と考えました。多分正しい方策は①きっぱりと自転車生活を止める、②心肺機能と脚力の強化トレーニングに励むの二つだと思うのですが、どちらにも踏み込めず電動アシストに流れてしまいました。

実は数年前から興味はあったのです。若気の至り?で意地を張ってきたのですが、やっと大人の判断ができるようになったのでしょう。只、問題はそれだけではありません。これで3台になってしまい(家人のも加えると4台)置き場をどうするんだ。どう使い分けするんだ。これは相当悩みました。どれかを廃棄する気は毛頭浮かびませんでした。

できれば出し入れしやすいところに、適当な広さの物置を作りそこに4台を収納すればいいのでしょうが、残念ながら我が家にそのようなスペースはありません。幸い、屋根だけがかかっているスささやかなペースがあるにはありますが2台がやっとで、それすら完全に雨風を防げません。泣く泣く、仕方なく、万策尽き、「愛人1号」をたたんでカバーに包みお蔵入りにしました。これから先、万が一自転車旅行に出かけるような事あれば再登場なのですがどうでしょうか。



購入したのは「パナソニック ベロスター」という一応クロスバイクがベースになっており、いわゆるママチャリ風とは一線を画しているものです。価格は「本妻号」2台分程で
ちょい乗りした限りでは問題はありませんでした。坂上りなどは異次元の感覚です。あとは夜間走行時の前後ライトの具合、雨天時の電装関係の耐久性(コンソールパネルのカバーは買いました)を試さなくてはなりませんが、まあ大丈夫でしょう。

あと数年は「自転車生活」を送りたいと考えているので、今後はこの電動アシストをメインに乗っていくつもりです。しかし、以後の走行記録は当面「本妻号」のみの記録になります。本妻への義理立てです。

2020年3月31日火曜日

2.3月の走行記録

この2か月間(2・3月)の走行記録

本妻号  132.0㌔  累計 45,509㌔
愛人1号 115.  0㌔  累計  4,965㌔
合計  122,7㌔      50,474㌔

まあ、普通です。

実はこの間2回ほど鶴見川コースを愛人1号で2回計40㌔程走っているのです。

しかし、2月以来のコロナ禍のために職場が休館になってしまい、夜のお仕事がなくなってしまった事や、各種催し物が中止になり走行距離が減ってしまった関係で相殺されて平均的な距離となったと思われます。

先月25日にはこのブログやホームページを資料として、地域の集まりで「自転車生活の楽しさ」と言ったお話の会をこなしました。まさかそんな形でブログが役立つ日が来るとは考えてもみませんでした。

目下の興味はORIBIKEというブランドの折り畳み自転車に向いています。面白いフォルムと折り畳み機構が特徴な自転車で値段もそこそこで「いいな」と思っているのです。ただホイールが16㌅というのが気になる点です。

2020年2月2日日曜日

1月の走行記録など

1月の走行記録は以下のとおりでした。

本妻号  79.0㌔  累計 45,377㌔
愛人1号 43,7㌔  累計  4,850㌔
合計  122,7㌔     50,227㌔

まあ、平均より若干少なめではありますが、こんなところでしょう。
自転車生活としては特筆することはありません。

今は2月1日ですが、1月はアッという間に過ぎていった感じです。
もう2月か、という感じです。

2020年1月2日木曜日

2019年のまとめ

2019年12月の走行記録は以下の通りでした。

本妻号  91㌔  愛人1号  41㌔

ちなみに2006年本妻号を購入してからの走行記録は
次の通りです。

06年(8月~12月)   1,090㌔   58歳
07年 6,531㌔ (累計  7,621㌔  )
08年 6,155  (  13,776  )60歳
09年 5,021  (  18,797  )
10年 4,423  (  23,220  )
11年 4,513  (  27,433  )
12年 4,747  (  32,180  )
13年 4,021  (  36,201  )65歳
14年 3,912    (  40,113    )
15年    2,010   (  42,123    )
16年 2,106    (  44,229  )
17年    2,365   (  46,445    )
18年 1,878  (      48,323      )70歳
19年 1,779     (   50,102  )
            (内愛人1号 4,804㌔)

2台合計ではありますが、遂に累計走行距離が5万キロ
越えました。この内ツーリングが16,000㌔程あるかと
思いますが、ずいぶんと走ったものだなと思います。

今年のトピックスは何と言っても本妻号のリニューアルでした。
変速装置を交換してもらい、グリップ周りの景色も相当変わりました。
ついでにタイヤも新品に交換したので本当に生まれ変わったようです。

相当経費も掛かるので、当初は買い替えもありかと迷ったのですが
生来の思い切りの悪さから踏ん切りがつかず、部品交換になって
しまいました。買い替えるにしても電動アシストにするか、そこそこ
のクロスにするか迷い、ただしロードの選択は初めからありません。
愛人1号以外での長期ツーリングは考慮外なので、ママチャリ使いの
日用バイクが必要だとの思いはあったので結局延命をとりました。
あと5年もてば十分ではないかとの思惑からですが、やはり愛着という
未練かはわかりませんが何とも中途半端な事をしたものです。

さて今年は72歳を過ごすのですが、自転車を友としていければ
ハッピーなのです。頑張ります。でも努力はしません。