2024年6月17日月曜日

更に性懲りもなく

 今週は特に公務?がなく、ほぼフリーな時間となりました。「小人閑居して不全を成す」、まさしくその通りの時間を過ごしました。

例の新スピーカーの扱いの件です。いかに切り替えができるとは言え、あんなに近接して置いたら楽しくないなと心がうずき始め、私の奥の椅子近くに持ってこれないか思い始めました。深夜小さな音でしみじみ聴くのに例のウッドコーンの小口径のスピーカーは適しているのです。

とは言っても置く場所がありません。結局我が部屋の三角天井を使うしかないのですよ。さらに、とは言ってもダイレクトにくっつける事は論外ですしある種の「棚」を作ってやって、そこに置くしかないという結論に達した訳です。

全てはこのスケッチから始まりました。


先ず底の高さが180㌢以上なくてはならない。棚のサイズはスピーカーの底面サイズより縦横数センチずつ大きくなくてはならない。また、2つのスピーカーがあんまり近すぎてもいけない、棚は数㌔の重さに耐えれなくてはいけない、などを考慮して細紐を両サイドに渡して実際の情景を想像して、何とか辿り着いたサイズ入りのスケッチが上の写真です。

実際にこのサイズで仕上げたのですが、施工は困難を極めました。壁天井の4か所から吊るす訳ですが水平を2方向で見なけばならず、「水準器」を置く高さの問題もあり見にくくて微調整が困難で、特に30㌢余りの長い方の釣り紐に、縒った1㍉の被膜ワイヤーを8の字結びでヒートンに取りつけようとしたので、ここで一番苦労しました。短い方はその反省から普通の針金にしました。


これが出来上がりで、スピーカーを置いたところですが、微妙に水平がとれていませんが、この辺で妥協しました。天井板は石膏ボードなので小片を固定してそこからワイヤーを吊るしています。台に乗っての上向き作業で、木ネジやヒートンを40本以上ねじ込んだので肩と右腕筋肉が相当疲れました。

これが全景となりますが、スピーカー配線という肝心な作業が残っています。これまた大変な作業で、第一スピーカーコードが何メーター必要か、そもそも手持ちの物で足りるのかすら計測しないまま、先ず貼ってあった映画ポスターや地図をはがし、あるいはその上を配線を通し(もう何をしても惜しくない、全くの自分勝手な空間だからこそできる事です)奇跡と言うべきかコードはぴったり収まりました。本当はスピーカーコードは短いほど良いという原則があるのは知っていますが止むを得ません。しかも、何か所かで繋いでいるのですからきっと音質は低下しているのでしょう。もちろんつなぎ個所はハンダ接続をしたうえで絶縁テープを巻いてあります。

そして最後は新旧スピーカーの切り替えスイッチの移動があり、少しばかり神経を使いレコードプレーヤーのとなり、本棚の上に固定しました。(上の写真で右側に見える白い箱のようなものです。)

これで完了しました。構想から1週間で完成でした。

前日の筋肉疲労と寝不足のおかげで今日の「グラウンドゴルフ大会」の成績は惨憺たるものになってしまいました。

自転車は足として使う以外殆ど乗っていません。このブログも一刻も早く「自転車ブログ」に戻す必要があります。


0 件のコメント: