コース 釧路→大楽毛(オタノシゲ)→白糠
距離58.08㌔(道内1044㌔) 時間3:35 平均16.1㎞/h
朝、起きると雨だった。しかし、連泊は考えなかった。と言うのもこの先余り天気の回復が望めないので、とにかく先へ進むしかない、と言ったほうが正しい。
計画段階では、できれば「釧路湿原」で1泊キャンプをしたいとは考えており、コースの選択、キャンプ場の調査もしておいたのだが、この雨で全て白紙に戻った。3年前は湿原の「塘路(トウロ)まで列車で行き、付近をブラついただけなので、今回は少しでも自転車でその雰囲気を味わいたく、一旦、湿原方面へ向かい、8㌔程のところから西に向かう「釧路湿原道路」を通って大楽毛まで行くことにして、完全雨装備で
08:30 ホテル出発 ところが大迷走をしてしまった。走り始めた方角が拙かったために、「北または東に」へという一般方向は正しいのだが、全体が西に偏ってしまった結果、通常の2倍の距離と時間がかかってしまった。(下のコース図)
09:40 道路入り口着 16.85㌔ ところが想像していた道路とはエライ違い。側道もない二車線で、大型トラックがビュンビュン飛ばしている。とてもじゃないが自転車で走るには危険すぎる。おまけに雨は激しくなってきて、豪雨。湿原の雰囲気を味わいながら走ろうという夢はここでなくなる。すごすごと引き返し、当面の目標もないまま、とにかく国道R38を西に向かって走ることにする。
12:15 道の駅「しらぬか恋問」着 45.6㌔ 久し振りの激しい雨での走りになった。その為の装備はしてはいても少しも楽しくない。R38は幹線道路なので大型トラックの往来が激しく、追い越されるたびにしぶきを浴び、怖い思いをしなくてはならない。ここで昼食(ブタ丼+天そばセット ¥1260)を食べ、コーヒーを飲んだりして、ぐずぐずしたのだが、要するに今後の方針がなかなか立たないのだ。どうせい一日こんな天気だろうから、ひたすら走っていけるところまで行くか、今日はこの辺りで止めて、明日に期待するかだが、「楽しく走る」の原点に戻り後者をとり、近くの「白糠」宿泊に決定し
14:30 白糠 ホテル洸洋 着 ここは国道からは外れた駅前にある。国道沿いにもう一軒旅館があり、そちらの方が先に目についたのだが、表に「日観連」の看板があり敬遠した。つまり、「高い」だろうという予感。
夜、夕食を食べに町に出たのだが、靴は古新聞紙が詰まっており、宿のサンダルを借りて行く。実は3年前に、この白糠の町に寄ってコーヒータイムを過ごした事があり、多少の懐かしさがある。北海道の地方都市という中ではどこか落ち着いた、浅いながらも歴史とか文化が感じられる町だ。
食堂「友来」で食べた「野菜いため定食」(¥800)の写真を(上の写真)メールで友人に送ったところ、S君から「定職もないのにあんなにおいしそうな定食を食べているなんておかしい」という、恨みの返事が返ってきた。
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