2012年8月2日木曜日

7月3日(火) 16日目

第16日目 7月3日(火) 函館 → 大沼公園

3年ほど前道南を走った際に函館には立ち寄り2泊したし、それ以前にも何度か函館には訪れたことがあり、ここ函館は、私にとって滞在時間が永い部類の地方都市かもしれない。

前回は函館から海岸線を東に走り、恵山の西側をぐるっと回って長万部方面に向かったのだが、今回は直に北上して大沼公園でストップオーバーして、長万部・苫小牧を目指す積りです。

6:45 ホテルのサービス朝食をいただく。 天気は曇り。

8:00 ホテル出発

昨日上陸して走った道を逆に辿り、途中、やはり五稜郭には立ち寄った。この時間だと、主に地元の方だろうか、散歩・ウオーキングの人が多く、観光客も集まり始めている。

面白いのは上の航跡図でも五稜郭の輪郭が読み取れる事です。GPS恐るべし。

9:45 国道5号線(R5)に乗る。同じ名称で函館新道が並行しているが、こちらは自動車専用道で自転車は走れない。
(10:27 七飯付近)

この道は「日本名道?100選?」等に選ばれているはずで、松並木が続き気持ちが良い。

10:35 21.12㌔ 七飯

ここまでじわじわと登りにはなっていたが、近くの美容店の店主に拠ると、ここから大沼トンネルまでの10㌔くらいがややきついかなという事だった。私の事を健脚ツーリストと勘違いしてか、峠の内には入らないでしょうとも言った。行くしかない

実は「ツーリングマップル」の北海道版を使っているのだが、縮尺が本土版の14万分の一から20万分の一に変わり、今までの感覚でマップルを見ていると、「もう着いて良いはずなのに、オカシイなあ」という事になりかねないので、早く慣れなくては‥‥。

(11:25 30㌔ 大沼トンネル)

何とか漕ぎあがりました。そして聞いていたとおり、トンネル内の右側には安心して走れる側道があった。ありがたい。

(11:35 トンネルを抜けたところ:前方の橋を右に渡る)

11:45 35㌔ 大沼公園 到着

平日だが、観光バスも多く結構賑わっている。意外と若い人も多いが、その多くは中国、韓国からの人だ。大沼には小島が多く「松島」のような景観がみられ、丁度この日、「ラムサール条約」へ登録されたと言う事で、関係者が忙しく動き回っていた。

ラーメンを食べたり牛乳・コーヒーなどを飲んで寛いでいると、中年おじさん観光客が「今朝、五稜郭にいらっしゃいましたよね」と話しかけてきた。きっと私のグリーンのシャツが記憶にあったのだろう。そこからはわずか30㌔程度しか離れていないのだが、自転車に縁のない人には、その機動力が想像もつかないのだろう。しきりに「大したものですねえ」を繰り返すので、さりげなく「いえ、普通より脚が弱い方なんです」と返しておきました。
(大沼湖畔にて)

今日は最初からキャンプをする積りだった。それも近くの「流山温泉キャンプ場」でと考えていたのだが、先ほどの七飯の美容店主から「東大沼キャンプ場」なら無料で、湖畔の絶好のロケーションで、函館市民は皆そちらを好むと聞かされて予定を変更した。別に、「無料」に惹かれたのではありません、念の為。

大沼湖畔の快適な道を5㌔ほど行くと、なるほど、申し分ないキャンプ場でした。

テント左の椅子は近くの店が無料でレンタルしてくれている。こんなことも他では信じられない事です。

他のキャンパーは少なく、自転車は後ろの炊事棟の屋根の下に置いてある。ここがシーズン中には超満員になるなんて想像もつきません。

17:40 夕食も終わり、珈琲を淹れ(今日はインスタントではなくドリップ)まったりと時間が過ぎてゆく。

実は、写真の近くにはもうひとりキャンパーが居るのだが、そのことは、明日の項に譲る。

走行距離 47.67㌔ 最高速度 38.5km/h    走行時間 3:27 平均速度 13.8km/h

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