2009年1月24日土曜日

遂に大物を上げる

このところ殆どボーズの日が続いていた。 釣り人は私一人で、偵察に来る人も減り寂しい日々を過ごしていた。22日からは竿を2本使っている。魚が居るか居ないかを知りたいのに竿が一本では余りにもサンプルが少な過ぎて検証できないと考えた末だ。一本は、針を4本付けて底から30㎝程上げたところに置きっぱなしで、もう一本は従来の移動浮きで真面目に釣る、といった具合だ。

一昨日は娘の退院で、昨日は雨で港には出かけられず、久し振りといった感じで、県庁前で餌を買ってからいつもの漁場へ出かけた。10時半到着。

ところが、全ての準備を終え、セットも済んだところで風が相当強まってきた。そこへ兼ねて知合った調理人のWさんが来てしばらくおしゃべりをしている内にますます風が募ってきたので、残念ながら撤収を決心した。

しかしそのまま帰るのも悔しい。ひょっとすると臨港パークの北の外れの太鼓橋付近なら風が弱いかも知れないと考え、インターコンチネンタルホテルの前を岸壁沿いに走って、とにかく行ってみる事にした。途中、魚博士のMさんに会ったが、立ち話もそこそこに現場に走った。

その海面は教育の一環?でワカメ養殖をしており、本日はその刈り取りとかで子供を含め大勢の人が居た。風は建物の関係か、それ程でもなかったので、「まあ、やってみようか」程度の積りで、(それ程の期待はせずにという意味)浮き下4m程度にして、移動浮き仕様で投げてみた。

小学校低学年くらいのジャリが何人も寄ってきて「何を釣るの」とか「何が釣れたの」とかうるさいので「まぐろ」と答えてやったら納得して散っていった。最近の子供はモノを知らない。

風が少しは弱いとはいっても海面は波が立ち、浮きの動きは相当見辛い。そんな中5投目位だったろうか、浮きが変な動きをし始めた。沈み込むでもなくしばらく中途半端な位置で止まったままになった。大体こういう時は「根掛り」が多い。クソッと思いながら引き上げるとずっしりと重い。無理気味にリールを巻いてみるとスッーと軽くなったので、やっと外れたかと喜んだのだが、更に巻いていくとクックッという動きが伝わってきて巻きが思うようにいかなくなってきた。その時、これは大物だと確信したのだが、今度は糸が切れはしないかと心配になってきた。引きは強くないのだが、とにかく重い。きりきりという感じでリールを巻いていくと、やっと「四角い座布団のようなもの」が見えてきた。まだ、何だか判らない。今度は引き上げてみると、海面に姿を現したのが、下のカレイだった。


もう興奮しましたよ。生まれて初めて釣ったカレイがこんな大物とは。

すっかり針を飲み込んでいて外せず、それは腹に残したままコンビニ袋に詰め込んで急いで帰宅。

実測で体長40cm、重量700g。

こんなのが釣れたと知ったら、冬ごもりのご老人達も出てくるかも知れない。

午後は母の施設に行ったついでに、久し振りに鶴見川コースを走り帰宅。

本日の走行距離38.83㎞  時間2時間13分  平均時速17.5㎞/h でした。

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