2009年2月25日水曜日

ホームページ アクセス数1500達成

今日でホームページ「首から老眼鏡De自転車生活」のアクセスが
500件になった。

2007年7月25日に開設して以来1年7ヶ月目だ。この数字が多いのか少ないのか、また、これが早いのか遅いのかは全く判らないが、とにかく、延べ1500人がこのホームページを訪ねてくれた事には驚いているし、嬉しくも思っている。

恐らく「あいつはどうしているかな」という事で見てくれる知人が殆どだと思っている。言ってみれば私の「広報誌」だ。広報をする程の価値はないとは思うものの、少しでも楽しい話題を提供していきたいと思っている。

これからもよろしくお願い致します。

それから、ホームページトップの左側のフレーム最下段に、メールマガジンの登録画面にジャンプできるリンクがあります。これは、翻訳家にして大学講師、御茶ノ水の画材店・レストランの社長でもある松永太郎さんの映画関係のコラムを記事としているメールマガジン『太郎さんの「ここだけ映画の話」』への入り口です。太郎さんは「博覧強記」という言葉がピッタリの奇人・才人です。もしも映画好きの方が居りましたら是非購読してください。決してがっかりはさせません。もちろん無料です。私が編集・発行していますのでよろしくお願い致します。

2009年2月21日土曜日

第2回料理教室


今日は第2回目の料理教室。 天気も良く、自転車で出かける。 行きがけに「確定申告書」を税務署に提出する。 これでひとつ仕事が済んだような気持ちになれるというものだ。
前回同様、全員が出席。素晴らしい事だ。
今日のメニューは「魚の鍋照り焼き」「ごちそう豚汁」「わかめ・うど・キュウリの甘酢和え」の三種。
もちろんその他にご飯を炊くのだが、これは私が全て洗い、とぎ、水を張り、仕掛けるまでをやった。
魚は「ブリの切り身」だったが、これがスーパーなどでは普段お目にかかれない立派なものだった。講師の婦人が前日、スーパーに特別注文して、本日、一尾を人数分切り身に造ってもらったそうだ。やはり材料の選別が美味しい料理の第一歩だと教えてくれた。上の写真をご覧下さい。
「鍋照り焼き」とは言っても、漬け汁に漬け込んだものに小麦粉をまぶしてフライパンで焼く。ひとつ面白い事を教えてもらった。切り身のどちらの面を先に焼くかという事なのだが、皿に置く時、上になる面(面積が小さい方)が先だという。先に焼いた方が綺麗に良く焼けるからだそうだが、どうだろうか。
「豚汁」は珍しくバラ肉を大き目の賽の目に切って使ったが、これは良いアイデアだと思う。もちろん「霜降り」にしてから煮る手間は増えるが「肉を食べた」という実感がある。アク取りは野菜類を煮ている時にするそうで(この時当然だが具をかき回してはいけない)、それが済んでから豚肉を入れるのが本筋だそうだ。
出来上がってから待望の会食だ。程好く腹も減り、前回同様美味しくいただいた。例のブリも表面が程好くパリパリ感があり美味しかったし、豚汁も、昆布ダシだけだが、味噌が美味しいものだったせいか良い味に仕上がっていた。
写真の通り、かなりのボリュームだったが、仲間のおじいさん達は残らず平らげていた。元気なおじいさん達だ。
帰りには、一昨日の空振りに終わったセーリングでご一緒したSさんとの会話で話題になった塩野七生著『ローマ亡き後の地中海世界(上・下)』を買い、新横浜駅前の喫茶店の屋外席で食後のコーヒーを楽しみながら少し読んでから帰宅。
本日の走行距離 8.07㎞


2009年2月19日木曜日

今日は空振り

近頃、週の半分は釣りに出かけてはいるのだが、まるで釣果が無くネタ不足で、このブログの更新ができていなかった。

今日はクルージングなので「最高の走りができた」とか書いて、さっそうとステアリングを握っている写真などを載せる積りでいたのだが、ベイサイドマリーナを出て、さあセイルをあげようかという頃には風力6-雄風(Strong breeze)ー、風速12~13mまで上がっており、少し様子を見ようという事で、ベイブリッジを目指し機走したのだが一向に収まらない。

慎重なオーナーのSさんは、私が相棒では心許なしと判断したのだろう、帰港しますと宣言すると一路マリーナへ戻った。結局11時半には舫いをとり終っていた。その後はレトルトカレーとわかめスープの昼食をとり、艇の水洗いをしたり、マリーナ内の各バースを巡って「これはいい船だね」とか「このもやいロープの取り回しはド素人だ」などと勝手なことを言い合ったり、艇のコクピットで乾パンとコーヒーで最近の経済政策の誤り等を語り合ったりして過ごして、4時に引き上げてきた。

これもまた楽しいものだ。もちろん往復は自転車利用です。

また来週もセーリングに出かける予定だ。

本日の走行距離38.78㎞  時間2時間9分  平均時速18㎞/h

2009年2月9日月曜日

役に立った噂


昨日は御殿場近くの富士霊園に亡父の墓参に行ってきた。快晴に恵まれ、真っ白い富士山を目前に眺めながらの素晴らしい?墓参だった。帰りに寄った曽我の梅林も丁度見頃で、芳しい匂いに包まれ気持ち良く散策できた。
今回の墓参には父の命日という他に、もうひとつ使命があった。
この富士霊園内には「文学者墓苑」があり、そこには、昭和40年代以降に亡くなった錚々たる文学者達の墓碑がズラリと並んでおり、昭和文壇史をみる思いがする。「赤毛のアン」の翻訳者として知られる故村岡花子さんもそこに名が刻まれており、その事を最近知り合ったそのお孫さんから聞いたのだが、ご本人はまだ行った事がないというので、私が見つけて写真を撮ってきてあげると約束をしたのだ。
問題は、さあ写真を撮ろうというときに発生した。「電池切れ」だ。そんな時のために常時一緒に持っているスペアもなんとダメだった。なんという事だ。それでもまだ安心していた。こんな事がありうるので、このカメラはボディが大きくなるのを承知で単三2本を電源とするタイプにしているのだ。単三なら容易に入手できる。
そこでかなり離れた霊園本部の売店へと買いに戻ったのだが「単四しか売っていない」。しかしまだ諦めきれず、誰か店員さんや事務員さんが個人的に持っていないかなど、いろいろ手を尽くしてみたが全て徒労に終わった。これで万事休す。しかし何とか方法はないものかと思案をめぐらせている時、ふとあるを思い出した。
それは「へたった電池は擦ればいっとき回復する」というものだ。かなり怪しいデマに類するものかとも考えたがダメモトだと考え直し、家人とひたすら本体が熱くなるほどキュッキュとズボンに擦りつけた。他人から見たら何をしているのだろうと訝しがる風景だ。そして、なんとその結果カメラは立ち上がったではありませんか。ダメにならないうちにとあわただしく撮った3枚の内のひとつが下の写真だ。
結局、この騒ぎで1時間ほど時間を費やしたがホッとしました。これで何とか約束が果たせ面目が保てたという次第です。
お出かけ前にカメラの電池の残量を確認するのはもちろん大切だが、万が一出先で電池切れになってしまったら、とにかく熱くなるまで擦ってみてください。何とかなるかもしれませんよ。
上の写真は帰路に寄った「曽我梅林の梅の花」です。(この時は駅の売店で買った電池が入っています)

2009年2月6日金曜日

面白い話

相変らず釣りのお話です。2日に港に行き、3・4日と休み5・6日と続けて通っている。相変らず「ボーズ」なのだが、これと言って不満は無い。港でキャスティングして浮きを眺めているだけでも気分が良いのだから。

今日は午前中しか居られなかったので少し早めに出かけ、いつもの川ではなく、以前大物カレイを釣った太鼓橋に直行した。

しばらくすると、散歩途中らしい老人が、「昨日が若潮だったから、今日はダメでしょう」などと玄人っぽい内容で話しかけてきた。大ベテランらしく、この海域で盛んに釣れた時代の話しをするのだが、「私はまだ駆け出しの素人ですから何もわからないんです」などと生返事をしながら、正直に言って「うるさい」と感じていた。しかし、こちらのそんな気持ちにお構いなく色々と話し掛けてくる。

その内立ち去るような素振りを見せながら、「まあ、嘘か本当かわからないけど、最近もここででかいカレイを釣ったヤツが居たそうだから、やってみる事だね。釣りばっかりはやってみない事には判らないから」と言うではないか。それまでそのご老人に余り良い感情を持っていなかったのだがビックリしてしまい、もう少しで「それは私で、これがその写真です」と例の写真を見せそうになってしまったが、止めた。

それだけの話なのだが、これで私のカレイが伝説になっている事がお分かりいただける事と思う。その事に驚いているとともに、余程、今、この時期、「釣れない」のだなと改めて思い知った次第です。

それでもまだ港の釣りを続ける積りだ。今日もオールドサーファーのMさんと、珍しく仙台のWさんと話しができた。