9時半出航。本日の予報は概ねSWの風で午前中8m程度、午後は吹き上がり12m程度との事。行く先はベイブリッジを抜けて横浜港内。ベイブリッジ付近までは順風に恵まれリーチング(斜め後ろからの風を受けての帆走)で久し振りのセーリングを楽しむ。と言ってもかなりの数の本船が行き交うのでそれなりに神経を使う。
ベイブリッジ付近でセールを下ろし機走に切り替える。Sさんはハム用のカードを新調するのにベイブリッジと赤灯台を同時にワンフレームに納めた写真を撮る目的もあり「あの灯台の右を狙って、100mくらいになったら橋脚センターへ変針」などと、かなり細かくコースを指示してくる。しかもヨットで横浜に入港するイメージを作りたいのでサイドステーも入れたいなどと非常に凝った写真つくりをする。やはり一流の人は「事に望む姿勢」 が違うのだ。
何とか写真を撮り終わると「いつも釣りをしているところまで行きましょう」という事で横浜港内奥深く、臨港パーク前の海域に進む。
下の写真、左手の岸壁が私の釣りのホームグラウンドだ。上の写真でいうとセールのような形をしたインターコンチネンタルホテルのすぐ左側という事になる。やはり今日も釣り人は見えない。その後パシフィコ前の海域に移動し遊弋しながら持参のおにぎりの昼食。この辺りまでくると本船の往来はなくのんびりと過ごす事ができる。岸からの港の風景として「沖にクルーザーが走っている」というのは様になるのだが余り見かける事がない。もっと積極的に港内セーリングを推奨すれば良いのに思ってしまう。港を観光資源として活用しようというのならそのような発想が欲しいものだ。
帰路は予報どおり風が吹き上がり、白波が立つような海況となり、スプレーを浴びながら全て機走にて帰港。あの風での港内帆走はやはり避けたほうがよいのだろう。
舫いをとった後はいつものように菓子パン・スナック菓子とコーヒーでおやつタイム。政治・経済・国際情勢・海の話でどんどん時間が過ぎてゆき、気がつくとすでに日が暮れかかっている。あわてて艇の水洗いをしてマリーナをあとにした。
夕暮れのヨットハーバーはリギンの音がカンカン・カンカンと鳴り、どこかほっとした雰囲気があり、私が大好きな風景だ。
帰りは、信号以外はノンスットプで夜道を飛ばして7時半帰宅。「遅い」と叱られた。
本日の走行距離37.21㎞ 時間1時間59分 平均時速18.6㎞/h
0 件のコメント:
コメントを投稿