2013年5月30日木曜日

湯布院へ 先が思いやられる


ここが昨晩泊まったユースホステル。看板もないし、これではスンナリ来られなくても仕方がないと思いませんか。どう見ても普通の民家だよね。

ブログをアップしたりしてグズグズしていて、小雨が降っていたので雨支度などに手間取り出発は

10:30 わかってはいた事だが、いきなり登りが始まる。そっれでも必死で漕ぎましたよ。しかし

11:00 4㌔地点 歩き始める

(以後、休んでは漕ぎ、歩いては休みの苦しみの連続で写真すら撮っていない)

全体の1/3ほどのところに別府ロープウェイの駅があり、ひとまずの目標をそこにいおいていた。
歩いてそこに到着し、さあ、昼飯・大休止だ!とホッとしたものの、食堂などは一切ないという。

ここで大事件発生。汗を拭おうとして顔に何もない事に気づいた。眼鏡がない!入れ歯以上のショックだった。登り始めの頃、道端のベンチで一息入れた時に置き忘れたのだ。歳はとりたくないものだ。探しに戻るという選択はありえない。諦めだ。またもモチベーションが下がってしまった。

早速家に電話して、同じ処方で眼鏡屋に発注して欲しい旨を伝えたのだが、家人の「タクシーで戻ってとってきたら」という発言には驚いた。私にはない発想だ。確かにそれもありだ。でも不採用。

少し行くと、うどんぐらい食べられる店があるらしいと聞いたので、さらに少し登ると確かに店はあったが、廃業していた。どこまでもついてない。仕方なく店前の空き地で、手持ちの「黒糖菓子」を5切れ程の昼食。飲料は十分に残っている。

さらにヒーコラして漕ぎ登ったり、歩いたりして城島高原辺りまで来るときつい登りはほぼ終わったようで、(もちろん)低ギアで何とか漕ぎ続けられるようになった。この頃には雨が収まり雨具を脱ぐが、涼しく気持ちが良い。


13:10 湯布岳の登山口の駐車場で大休止。15.38㌔。

下山者におにぎりとバナナをいただく。うれしかった。それ以上に「もう登りはありません」という言葉はもっと嬉しかった。


ものの数分で「狭霧台」という展望駐車場にでる。眼下に由布院の町が一望でき、ついでにこれから下る道も見え隠れしている。かなりの勾配の下りが続いている。登りとは別の根性が要る道だ。久しぶりにヘルメットをかぶり漕ぎ始めたが「怖い!」と思いながら下った。急勾配に加え、道が細く交通が激しい。後からデータを見ると、本日の最高速度は毎時46㌔なのだが、通常ならば50㌔を越えてもおかしくないところだ。コーナーのブレーキは定説に従い、スローイン・ファーストアウトをきちんと励行し、

14:35 由布院の街中に到着。22.32㌔

チェックインまで間があるので中心街を歩いてみたが、「なんと人が多いのだろう」という感想をもっただけ。「金賞コロッケ」(¥150)を立ち食いした。

本日予約のユースは、事前調査によると坂の上にあり最後の一キロは激坂だという。そして着いたら「漕ぐの大好き」と言うと200円値引きしてくれるという事なので、それだけを頼りに、最後は、喘ぎながら歩いた。


写真で激坂振りが分かるかな。でも、人には教えたくないくらいすばらしいユースです。 

15:35 到着 24.84㌔

風呂は源泉かけ流し、食事は最高(レストランといっても通用する)デザートもいけます。喫煙室もあり、そこからの湯布院の町の夜景は最高です。

明日もどうにか天気はまあまあ程度は期待できそうなのだが、「やまなみハイウェイ」を60㌔以上走り阿蘇まで行く予定なのだが、今日の25㌔でこんなに疲れたのに大丈夫だろうか。

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