5:15 起床
パンとコーヒーの朝食をとり着替えをしてから
6:45 出発
今日の予定は「西都原古墳群」を見に行き、その後、行ける所まで行こう、というアバウトなもの。
時々雨の天気予報なので、リアサイドバッグにはカバーをかけ、フロントバッグも直ぐにカバーをかけられる態勢で出発する。昨日トンネルを出てしばらく戻るようなコースで下ってきたので、今日はいきなり登りから始まるが、朝一番の走りとして、快調にスタートする。
8:45 22㌔ 宮崎中心部
途中、観光地青島等を通り、R220で宮崎市内に入る。
宮崎市内にはこれといった目的物は何もない。ただの通過都市なのだが、市内を流れる大淀川に架かる橘橋を渡る時、ふと思い出したことがあった。
家人の母方の祖母(故人だが私も可愛がってもらった)が宮崎の名家の出なのだが、何でもその彼女の父親だか、祖父だかが亡くなった時、遺産の中に大淀川河口近くの「中洲」があり、その処理が結構大変だったという話しを聞いたことがある。当時は、「中洲」なんてかなり不安定なもので、そんな土地にも所有権があるんだなあ、と面白く感じたものだった。
そこで、その中州ってどこだろと橋の上から眺めてみたが、その中州は見当たらなかった。
宮崎からはJR日南線から離れ日豊本線沿いに北上するのだが、なるべく海岸線に沿って進む積りで「一ツ葉道路」へ出ようとしたのだが、行ってみるとそこは自動車専用道路で、戻って内陸よりの道路を行かなければならなかった。その後もこのようなケースが度々あり、その度に「クソッ」と思ったものだが、今思えば、そのほうが反って静かな道を走れたような気がする。
10:40 39㌔ すき家にて早めの昼食(ハンバーグ定食)
11:20 出発
12:00 44㌔ 一ツ瀬川に架かる日向大橋
実は先程の「一ツ葉道路」が終わったあたりが「宮崎佐土原西都自転車道」の起点となって、「西都原古墳群」まで通じている事が、そこにに行ってみようと思った理由の一つでもあるのだ。せっかく自転車道があるのだから、なるべくそれは走ってみたいではありませんか。この自転車道は一ツ瀬川を遡るように古墳群に通じているので、途中からではあるが日向大橋南側から自転車道に入れるというわけだ。
以前から、雨は降ったり止んだりを繰り返していたのだが、このあたりから、特に降り方がひどくなる事が多くなってきた。そのためにカメラが入った小バッグをフロントバッグに納め、そこにカバーをかけてしまうので、写真を撮る機会が殆んどなかった…、これは本日の写真が2枚しかない理由。
そんな雨があったにせよ、この自転車道は正解だった。これまでで、一番気持ち良く、周囲の風景を満喫しながら、ああこれがサイクリングかあ等と思ったものだが、ほんの10㌔程で国道219号(米良街道)に合流してしまった。
13:30 60㌔ 西都原古墳群 着
古墳群自体が高台にあり、西都の町からはかなりの急坂を登らなければいけない。当然歩いた。雨は殆んど上がっている。
殆んど予備知識がなく訪れたのだが、いやあ、広大なものだった。自転車で走り回るのには丁度良いが、歩いて回ったらさぞ大変だろう。上の写真は古墳群の一画を見下ろしたところ(これでは広大さも古墳も何もわからないね)、下は資料博物館。
本当に日向は「神話の国だなあ」と思う。ここも当時一大勢力のあった地方豪族の古墳群かと思うと、なんと宮内庁が所管するご陵墓が二つもある。要するに天皇家のルーツとも関係があるらしい。それだけではなく、何箇所か立ち寄った神社も、その由来を読むと、ごく普通に「神武天皇」の名前が出てくるのだ。これは絶対に、こちら関東には見られない事だ。「神武東征」を実感する。
さて、これからどうするかだが、大して疲れたわけではないが、雨模様ではあるし無理する事もないな、などと理屈をつけて本日は西都泊りにした。
15:00 64.22㌔ ホテルチェックイン
コインランドリーで洗濯。夕食は町のレストランで豪華ステーキ膳
本日の走行距離 64.22㌔ 走行時間 4:17 平均速度 15㎞/h
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