この時期は大体5:40が日の出なので、もう十分明るくなっており、この日は食事をとらずに出発した。本日の予定は最短距離で国道10号に出て、延岡まで約80㌔。
6:50 10.5㌔ 高鍋
走り始めていきなりミニ峠(後で確認すると標高200㍍)となり歩く。その後は殆んど下りとなり高鍋の町に至り、R10(日向街道)に乗る。
8:30 30㌔ 都農(つの)神社
走り始めて3日目ともなると大体ペースが決まってきた。まず大体のペースとして1時間ー10㌔、5㌔毎に小休止、10㌔毎に中休止、昼食時に大休止。小休止は目安5分、飲料をキャップ一杯。中休止は10分・飲料二杯そして煙草。それぞれ日陰で「ちょこん」とでも座れる場所を選ぶ。これだと走っている時のメーター表示は20㎞/h前後。以前は22~25㎞/hが常態だった事を思うと、ちと悲しい感じもするが、暑さと体力低下の関係から止むを得ない。
都農川を渡ると直ぐ右手に都農神社(下の2枚の写真)がある。地図にも記載があり、ここで途中で買った牛乳でパンを食べようと軽い気持で立ち寄ったのだが、ここは「日向一ノ宮」という格式の高い神社だった。例によって「神武天皇」がらみの高い格式と由緒をもっている。日向は凄い!
そこから10㌔程で耳川河口に出る。(下はビビリの走りの跡と漁港から見上げた耳川橋) この耳川橋は幅員が狭く、もちろん側道はなく大型車の交通が激しくとても危険に思え、走り渡る度胸がなかった。止むを得ず一旦下まで降りて、改めて歩行者用の狭い側橋まで登り、歩いて渡った。すると降り口に導かれるままに下っていくと美々津(みみず)漁港に着く。
ここで、半身浴をした。港の岸壁にはステップが切られているところがあり、それは海中まで続き、水は澄んでいて、気持ち良さそう。幸いな事に足はクロックス、そのまま海に入れる。火照った体を冷やすのには全身浸かりたいところだが、そうもいかないので太もも以下に留める。いやー、気持ち良かった。サウナではないが、3分間を5セット位やったろうか。傍から見たら、一体何をしているように見えただろうか。幸い無人だった。
15:30 79.59㌔ 延岡市内 ホテル チェックイン
10:40 41.93㌔ 道の駅日向
きちんとしたもの(ご飯類)を食べなくてはと思うのだが、水分を摂りすぎているためかあまり空腹感がない。ここでは「温泉卵うどん」を食べた。激しく走っているわけではないので、これでもいけるだろうなどと考えながら…。
さらにR10を10㌔程北上すると日向市に至る。ただ通り過ぎただけだが、以前、といっても十数年前まで、川崎間にフェリーが運航されており、私は日向→川崎で2回利用した事がある。もし今も存続していたら、多分、今回、川崎→日向で利用したと思う。首都圏からのフェリーはどんどん減っているのだ。
更に10㌔程のところに土々呂(ととろ)がある。面白い名前なので駅の写真でも撮っておこうと思いながら町中を走っていると、いつの間にか町から郊外へ出てしまった。行き過ぎてしまったのだが、戻って駅を探そうかどうしようかと迷いながらもしばらく走ってしまった。
でも、2度とここに来る事はあるまい、今ならまだ取り返しがつくと決心し、通りすがりの人に位置を聞いて戻ったのだが、2㌔以上のの道程だった。せっかくなので駅の写真は携帯でも撮り、友人に送りつけた。
下の写真は土々呂のコンビニの冷凍ケースだ。問題は右手の「氷」と書かれた商品だ。今回どれだけこのお世話になった事か。本当にお世話になりました。
多分関東では売っていない。メーカーは数社あるが概ね北九州製。何ということはなく、かき氷をいちごシロップをまぶしてポリエチレン袋に詰めただけのものだ。何故かいちご色のものしかない。九州名物と書いてはあるが、中国地方全般、近畿の一部でも売っていた。これまでは「ガリガリ君」一筋だったのが、もう浮気というより離婚・再婚に近い状態に変わった。値段は同じ62円。
どこがそんなに良いかというと、ガリガリ君との比較において長持ちがする。ガ君は買ったら直ぐその場で食べるより方法がなく、往々にして陽が照っているコンビニの店先で食べなくてはならないケースが殆んどだが、こちらは氷の緩い塊で、且つ袋に入っているのでチビチビ長時間かけて食べる事ができる。また万一溶けてしまっても、冷いシロップとしては飲める。小さいながら袋に入れて渡してくれるので、これをハンドルにぶら下げて、1㌔走っては少々、また1㌔走っては少々と3㌔くらいは走りながら楽しめた。 … 何をバカな事をしていると思われるかもしれないが、そんな風に自分に餌をぶら下げて上げないと根性のないおじさんは長時間は走れないんだよ。
それともう1点、買ったら直ぐこれを首筋に当てると非常に気持が良く、体温も一気に下がるような気がして、しばらくはタオルで首に巻いて走った事もあった。
15:30 79.59㌔ 延岡市内 ホテル チェックイン
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