2010年9月5日日曜日

22日目 7月7日(水) 曇り後晴れ

北海道最後の日


コース 静内→新冠→富川→鵡川→苫小牧

距離93.81㌔(道内1398㌔) 時間5:07 平均18.3㎞/h


05:00 起床 レトルトカレーの朝食

いよいよ北海道最後の日になってしまった。苫小牧からのフェリーは18:30発なので17:00までに着けばよい。実は7月10日には義父の納骨を行う事になっており、それに間に合うように帰れるかどうかわからないし、ダメだったらゴメンという事で家を出てきたのだが、今日の乗船だとドンピシャリの9日に帰宅できる。普段の行いが良いとこんなもんだ。

07:30 キャンプ場出発











国道へ出るまでは右側にサラブレットの牧場が続く。子馬も含めて元気に走り回っていた。昨日危うく見過ごすところだった、温泉への道標が下の写真。



08:20 新冠 道の駅「サラブレッドロード新冠」着 13.36㌔

横浜の家人へ電話をした直後にメールが入った。「こんな朝から一体誰だ」と思ったら、softbankからで、プリペイド残金が200円だというお知らせだった。まだフェリーの予約もしなくてはならないし、200円ではどうにもならない。出発前には5000円あったので十分足りると思っていたが、メールをたくさん出したので、思いの外通話料を使ってしまったようだ。

softbankのプリペイドはローソンでしかチャージできないのだが、北海道ではもしかすると事情が異なるかもしれないと思い、近くのセイコマートに行ってみたが、やはりダメだった。近くにローソンはないかと尋ねると、車で30分程の富川にあるという。マップルで調べると確かにそこにはローソン印がある。

とにかく富川を目指す。回り道をするのではないので別に焦る事はないのだが、その他に苫小牧市内では、荷物の殆んどを宅急便で送る手続きもする事を考えると、昨年、滑り込みでフェリーに間に合った時の苦しい思い出が蘇る。そう、のんびりともしていられないというところだ。

10:50 富川 ローソン着 47.5㌔

この間は日高地方特有のサラブレッドの牧場地帯で、かつて走ったこともあり、風景を楽しみながらのサイクリングなのだが、果たしてチャージできるのかが心配が頭から離れなかった。沙流川に架かるかなり長い橋を渡ると富川の町だ。かなり大きい町で、ローソンは平取に向かう国道R237沿いにあった。無事5000円のチャージが終り、今日の旅程の半分が過ぎたのでほっとする。余裕が出来たのでローソン特製のミニ天丼とアイスコーヒーをいただき

11:30 ローソン出発

この頃になるとすっかり晴れ上がり、暑いくらいだ。サングラスを装着。苫小牧への道程の前半は門別競馬場があったり、まだ牧場地帯で、心穏やかに走れるのだが、道の駅「むかわ四季の館」を過ぎた辺りから「日高自動車道」に沿うようになると最悪となる。所によっては左側に側線がなく、全くの産業道路で大型トラックがバンバン飛ばすしで危険この上ない。丁度、走るのを諦めた釧路湿原道路のようだった。

14:00 苫小牧市街着 84㌔

町中の空き地で日陰を探し、手持最後の食料、パン(バター・ジャムも)とおにぎりを食べる。おやつというより第二の昼食。
その後「クロネコヤマト」で、着替え1セット、タオル、洗面道具、雨具を残し全て横浜に送り返す。(¥3910)これも相当迷ったのだが、大洗から横浜までの160㌔を考え、また往路の不調を考えての出費だ。保険的必要経費。

15:20 苫小牧港着



余裕をもって到着。今日は後半余り楽しくない走りになってしまったが、足はよく動いたと思う。ひょっとすると、全行程中一番だったかも知れない。左足首は依然腫れたままだが、ペダルを踏む事に関しては全くマイナスとなっていない。前半などは平均時速20㌔で走れたのだから満足だ。

これで北海道が終了した。約1400㌔。楽しかった。色々な事があったし色々な人にお世話になり、楽しませてもらった。ありがとうございました。

最後に、乗船手続きを済ませ、埠頭で上の記念写真を撮りターミナルへ戻ってみると、「乗船券」を紛失してしまっていた。不覚だ。大変な手続きをとってから再発行かと思われた時、乗船待機場から拾得されたとの連絡が入り、事なきを得たので、一件落着。終わり良ければ全て良し。

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