2010年9月1日水曜日

17日目 7月2日(金) 曇り時々雨

道路選択がこれからの課題


ルート : 厚床→茶内→厚岸→釧路
距離101.19㌔ 時間6:43 平均17.6㎞/h
ここ厚床から最終目的地苫小牧までのコースは、3年前の第一回北海道ツーリングの時に、逆方向ではあるが走ったことがある所だ。同じ道路を走るのはつまらないので、今回はなるべく違う道を走ろうと思う。という事は、必然的に主要国道以外を選んで走ることになる。
08:00 旅館発 ものの8㌔走った所で、国道R44とほぼ並行している「姉別北農免農道」への分岐点となり、右折する。マップルによればここから10数㌔農道を走ると茶内まで行けそうなので楽しみだ。当然、このような農道はこの辺りのような平野部でしかないので、これからは余り距離を損しない限り走ろうと思う。

想像していたとおりの道だった。左右は全て広々とした牧場・酪農農家で、信号もなく、滅多に車も通らず、ズーっと彼方まで一直線で続いている。これぞ「北海道の道」といった感じ。側道こそないが立派な二車線の舗装道路。これは「農水省予算」から支出されているはずだ。道路は国交省予算からだけではないのだ。一体全国にこの程度の農道が何千㌔あるのだろうか…、などと余計なことを考えてしまった。ところが結局ここは10㌔も走れなかった。あっという間に、どうしようもないジャリ道になってしまい、止むを得ず少し戻ってから国道に復帰した。しかしその間は快適な(私の場合ストレスがない)サイクリングだったので、それほどの不満はない。

10:10 茶内の手前 30㌔地点 風速4m/h 気温17度   この地点で写真の旅行者と出合った。逆行、すれ違いなのだが見てのとおり相当なベテランだ。聞けば年齢は私より上。ユース、民宿泊まりで旅を続けているという。それもきちんと次の宿を予約するそうだ。だから、雨が降ろうが体調を崩そうが何が何でも、その日はそこへ着かなければならないそうで、エライものだと感心する。私にはとても真似のできることではない。


12:00 厚岸グルメパーク着 52.11㌔ この間、アップダウンの繰り返しで、5㌔ほど手前から雨が降り出し、上下雨具を着る。

ここはちょっとした高台にある「道の駅」で前回も寄ったところだ。本当のところ、昼食は町の食堂で食べたかった(厚岸は牡蠣が名産)のだが、町は霧多布方向に下らなければならず、それがイヤさに又も同じレストランに入ってしまったという次第。注文した「満足えもん丼」(¥1000)は美味で良かった。

13:00 完全雨装備で出発 マップルによると「おぼろ」の先から国道R44と別れて、海岸寄りを道道R142が走り、同じくらいの距離で釧路に出られるのだが、マップルを観て、勘と過去の経験からからアップダウンがきつそうだと判断し(本当は国道とは別の道を走る積りなのだが)、雨でもあるしと理屈をつけて3年前と同じ国道を行く事にした。

16:10 釧路 「ホテルラッソ釧路」チェックイン いったん止んでいた雨が釧路の町に入ったとたんにまた降り出す。最初にとびこんだホテルが一発でOKとなり、ほっとする。

夕食は町に出てラーメン・ライス。夜食用にプリンなどを買ってホテルへ戻る。

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