いよいよ本州の目的地、青森を目指す日になった。一応青森を最終目的地として走ってきたので、何とか目的が達成できそうだ。のんびりと走って来たつもりだが、「意外と早く着いたな」というのが感想。(まだ、着いたわけではないが) 今日も40㌔余り走って13:30位に青森のフェリーターミナルに着けば十分なので余裕だ。しかも大した難所はない。
早朝からサッカー・ユーロ決勝戦、スペインvsイタリアを見てしまう。あのスペインチームの完璧な強さに、日本人は絶望的な思いを抱いてしまうのではないかと不安にすらなった。
ホテルのサービス朝食をいただいて
8:00 ホテル発 うす曇り
今日もR7を避けて10㌔も行かないうちにR285に逸れる。この道は殆どR7の東側を走りJR奥羽本線に沿っており、間違いなく旧道だ。
(9:34 21㌔ 浪岡の町)
10:15 27.51㌔ 大釈迦峠(102㍍)
峠を越えるためにR7に出て、再度旧道(名前がR247になる)をヘルメット着用にて下る。出発以来ずーっと4~6メートルの向かい風だったが、急がない・焦らない旅なのでそれ程苦にはならずに済んだ。
(11:30 44㌔ 青森駅前)
青森駅前に着いてみれば、いつ降ってきてもおかしくない晴れ?になっていた。
これにて、一応、横浜 → 青森 1040㌔の旅は完了した。大したトラブルもなく良かった。
お祝いに駅前の吉野家でうなぎ2枚盛りのうな丼を食べ、フェリー乗り場へ向かう。
ところが、下の地図でもわかるように、JRの線路の東側に居る現在では長大な青森ベイブリッジを渡らなければならない事が判明し、ガソリンスタンドで聞いても、回避するには延々と大回りしなければならないと言われ、エッチラオッチラと漕ぎ上って行きました。その代わり、景色はそれなりに楽しめましたが。
青森港から函館には「青函フェリー」と「津軽海峡フェリー」と2社が就航しており、時間はそれ程変わらないのに、料金は圧倒的に青函フェリーが安い。
当然、その事務所に行き、手続きをとろうとすると、係員が「今日は海が荒れ気味なので、ひょっとすると、自転車の積荷は降ろしてもらわなければならないかも知れない」と言い、それは積み込みの寸前に、船側の係りが判断するのだと言う。それを承知ならば乗船手続きをとると言うのだが、冗談じゃない。そんなの、こちらからお断りして、高いのを承知で「海峡フェリー」の事務所ビルへ移動して手続きをとった。ひょっとすると、両社でそんな密約でもあるのだろうか。フェリー代金は自転車込みで4200円。
13:00 雨が降り出す。走り終わってから雨とは、何とラッキーなのだろう。
14:20 青森港出航
18:00 函館港入港 函館も雨
青森のターミナルで一緒になった、本格的なランドナーのTクンと船内で歓談。彼は東京から自走してきた猛者だ、が、ロングツーリングは初めてだそうだ。その後何人かのツーリストと話す機会があるのだが、全員私より若く、且つツーリング歴は私よりはるかに乏しい。何だか「俺ってベテラン?」と思ってしまいましたよ。そう言えばこんな旅を始めてからもう5年が経った。
ライダーズハウスに泊まるという彼とは函館のターミナルで別れ、
(Tクンと愛車のランドナー)
18:40 又も老人割引、3480円で予約してあった、スーパーホテルにチェックイン。自転車を屋根の下に停める事につき、やや、行き違いがあったが、まあ、解決。
夕食は町に出て、ほっけの焼き物、蟹汁など北海道モノでまとめる。
走行距離 54.88㌔ 最高速度 36km/h 走行時間 3:37 平均速度 15.1km/h
0 件のコメント:
コメントを投稿