5:30 起床
朝食(詳細記録なし)後、撤収作業が60%終わったところで雨が降り出す。昨夜言葉を交わした若者は既に出発したようでテントは見当たらない。大慌てで少し離れた炊事棟へ逃げ込み、とにかく、作業を続けて
7:30 積み込みが完了
ここで、同じく避難してきた、昨日下方でテントを張っていたキャンパーと初めて顔を合わせる。(彼の事は後で詳しく)
話し合っているうちに、どうも今日一日中降り続けるらしいという結論に達し、両人とも雨の日は走らない原則だという事で
9:00 連泊に決定
揃って事務所に行き、追加の500円を払う。マネージャーのN田さん(私と同年代)から、雨が続くようだったら炊事棟にテントを張ってもいいし、昼間は事務所内で寛いでいて構わないというありがたい対応をしてもらった。
そんなところに、昨晩の若者が加わってきた。この雨の中、キャンプ場の池の掃除を手伝っていたというので、ずぶ濡れだった。どうも、このキャンプ場とは深い因縁のある少年のようで、半分身内のような扱いで、さっさとシャワーを浴びて来て、我々と合流した。
少年はY本クンといい奈良県からの15歳!。昨晩は夜の到着で、テントの設営段階で挨拶がてら見にいったのだが、自転車が風呂屋で見かけたグレイトジャーニーだったので、もしやと思って話しかけてみたのだ。
というのは、函館からフェリーで一緒になった東京のT垣クンから、友人が先行してグレイトジャーニーで彼とは逆周りで北海道を回っていて、どこかで会えるかもしれないという話しをしていたのを思い出したのだ。先程のもしや、というのはひょっとして、この若者がそうかなと想像したのだ。
しかし、それは人違いだとわかった、が、もうひとつ、彼のテントがモンベルのムーンライト(予て興味があった)だったので、使った感想などを聞いたりしたのだが、どうも「変なオヤジ」と思われたのか、話しが続かず、早々に引き上げてきた、という経緯があった。
先のN田さんの話しで初めて15歳だと知り、以前父親とここに来たことがあり、今回の事も父親から「よろしく」という話しを聞いているのだというので納得。後で本人から聞いたところによると、費用は親持ちで、当面の予定や宿泊地を計画書にして親に送り承認を得て、旅を続けているのだという。面白い。というより、その父親に興味が湧きました。
もう一人はK田クンといって下関の出身で現在は愛知在住の25歳。休職扱いにしてもらって旅に出てきたそうだ。旅先で出会った人に寄せ書きをしてもらったり、メッセージを預かって旅行ルートをそれに合わせて届けたりという、これまた面白いテーマをもって旅をしている。
自転車はルイガノのキャンピングモデル。
二人とも相応の自転車を駆っているが、今回のために新規購入(Y本少年は父親が買ってきたそうだが)したという初心者で、年齢と自転車歴は私のほうが先輩だ。
そんな紹介をし合って、先の炊事棟で自転車整備(特にK田クン)をしたり(この場では私が先輩風を吹かせて道具を貸してあげたり、オイルを分けてあげたりしました)、荷物の積み方や自転車ツアーの楽しさ、苦しさを話していると、マネージャーのN田さんが昼食に誘ってくれた。おにぎりと美味しい漬物でした。
午後は 読書をしたり、メールを書いたりで過ごしたのだが、雨は時折激しく降り、こんな日に走らなくて良かったと、しみじみ思ったものだ。
おまけに夕食までご馳走になってしまった。N田さんは「いつも従業員とやっている事だから遠慮は要らない」と言ってくれるのだが、本当にこんなに好意に甘えて良いモノだろうかと感謝しながら、腹一杯いただきました。こんなに肉と野菜を食べたのは久しぶりだ。
(ご好意の鉄板焼き夕食)
(夜の炊事場で記念撮影:K田クン、Y本クン、私)
3人とも面倒臭がりで、夜はテントも張らず調理台の上に寝袋で就寝。テント生活者にすれば、屋根と壁があって雨が凌げればそれで十分、いやそれ以上にありがたいというのは共通認識のようだ。
(こんな寝場所でした)
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