2014年7月20日日曜日

17日目 7月3日(木)

7月3日(木)  曇り

5:30 起床 就寝が遅かったせいか、いつもより遅い

7:30 キャンプ場 出発

本日の予定は、只ひとつ。札幌市内の予て知り合いの美味しいハンバーグ屋さん「グリュス・ゴット」でランチをとること、それだけなので楽な気分で出発。

キャンプ場を出たところのコンビニでやや長めのソックスを買う。足首の状態が酷く、かさぶたができる前の粘液が垂れてくるので、包帯代わりの積りと自分自身がそれを見たくないための目隠しだ。それでも「漕ぐ」に際しては何ら影響はないので、殆んど気にはしていない。

R275を南下すること30㌔程で、前回とても怖い思いをした新石狩大橋にさしかかる。

何せこの橋は長大な上に交通量が多い。それも大型トラック・トレーラーが多く、片側一車線、側道なしという自転車乗りにとっては地獄のような橋だ。前回は何も考えずに、体をピッタリと左欄干に寄せ歩いて渡ったのだが、怖い上に疲れた。

今回も分かってはいたが、何の解決策もないまま着いてしまった。と言っても石狩川を越さない事には札幌に入れない。手持のマップルでは3㌔上流にも橋があるようだが、側道・歩道があるのかは分からないが、とにかく迂回する事にした。出たとこ勝負だ。









結果的にはOKで上流の石狩大橋には一方にちゃんとした歩道があり、安心して渡れた。名前からするとこちらの方が古いようだが、新しい橋が歩行者無視とはどういうわけだろう。写真は、石狩大橋を渡りながら新石狩大橋を望んだもの。

市街地に入ってからは今までと比べ(当然だが)走りづらい事この上ない。大都会は自転車に向いてない。

12:20 60㌔ グリュス・ゴット 到着

北海道神宮・円山公園の脇の坂(これが私には結構な激坂)をどんどん登りつめた先にあるここグリュス・ゴットは友人のSさんの奥方の妹さん(美人姉妹です)夫婦が開いているレストランで、これで3回目の訪問になる。特に前回は、当日苫小牧からのフェリーに乗ったのだが、勘違いから死ぬ思いで走って間に合わせたという苦い思い出もある。

お客様もそこはかとなく上品で、何とも場違いな、店には似つかわしくない風袋で伺うのだが、暖かく迎えていただけるので、毎回来てしまう。

ラグビーボールを小さくしたようなミンチの塊がジュウジュウいいながらプレートにのってきて、それを奥さんが目の前で縦に包丁を入れると、その塊は左右にサーと広がり、中からミディアムレアの赤身が見え、その切れ目を底にしてプレートに広げ、特製ソースが注がれるとジュウと煙があがり、えもいわれぬ薫りが広がる。

ライス、サラダ、スープ、美味しいコーヒー(お代わりをしてしまった)も付いたランチをいただく。

北海道での生活、子供の事、共通の知人の話題など話しが弾み(ご両親にまで挨拶してしまった)
辞去したのは2時間後だった。

14:30 グリュス・ゴット 出発

あとは市内でホテルを探すだけだ。の、はずだった。ところがどのビジネスホテルも全て満員。相当マイナーな小さなところまで10軒程当たったがダメ。そう言えば前々回もそうだった。縁がないのだろう。それでも2時間くらい探し回っただろう。

翌日は支笏湖に行く事にしていたので、とにかくR274を南の方に走りながら探してみよう、豊平川を渡れば道が拓けるだろう、という何の根拠もないまま走る。

上の図のようにしばらく行くと右に「丸富旅館」というささやかな旅館が目に入ったが、やはりビジネスホテルへのこだわりがあり、あと2㌔走っても見つからなければ諦めて丸富旅館に当たろうと進むが。ない。

引き返して丸冨旅館を訪ねるが、長期契約者で満室だという。しかしそこの女将さんは親切だった。近所に宿泊場所はないかと聞くと、自転車なら数分の所にペンションがある、と教えてくれ、電話番号を調べ、かけてくれた。ありがたい事に、夕飯ナシならOKという返事。そこは「雪輪」といった。女将の説明が極めて適切で、珍しく迷わず辿り着けた。

17:00 雪輪 到着

まあ、民家風の民宿といった風情のところだがホッとした。 夕食は紹介された近くの居酒屋で。
北海道の居酒屋には意外と家族連れが多く食事客も多い。肉野菜炒めが絶品。焼きホッケも美味かった。

本日の走行距離 713、41キロ  走行時間 5:06  平均速度 14、4㌔

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