今日の目的地は倉敷、(およそ80㌔) ざあっと「マップル」を眺めても、それほどの難所はなさそうなので、まあ、のんびりと行けそうだ。
走り始めて間もなく前方に尾道大橋が見えてくる。実はこの道を2008年10月5日にも走っている。
四国ツーリングの途中、どうしても「しまなみ海道」が走りたくて松山から呉にフェリーで渡り、その日は呉から、かなりの雨の中を尾道を通り向島→因島→生口島まで115㌔を走っているのだ。途中の風景など殆んど記憶にない。しかも宿泊地すら目途が立っていなかったので、少し焦り気味で走っていた。
尾道の町の記憶は観光案内所を兼ねたガソリンスタンドで休ませてもらい、しまなみ街道の地図や旅館情報をいただいたりできて嬉しかった、という事に尽きる。今回もここで観光をする積りは無いので、駅前の写真を撮ったくらいで、さっさと通り過ぎてしまう。
7:02 14㌔ 尾道大橋の下を通過
今日も基本的には国道2号線を走っているのだが、「こんなに多いか!」と思う程バイパスが多い。これを避けて走るように心掛けているのだが、道路標識ではこちらが「本道」扱いなので、うっかりすると、そちらに誘導されてしまう事がある。それでも現実問題として(危険度など)走れればそのまま行ってしまうことがあるが、場合によっては「自動車専用」となっており、それはそれで、悔しい思いをすることがある。
8:20 30㌔ 何か音が気になったのだろう、小休止をとり携行している潤滑油を注した。
9:30 広島県から岡山県へ これでようやく第二ステージも道半ばに差し掛かった。
スーパーはコンビニよりゆったりしており、休むには適しているし、また、安い。
11:00 57㌔ 鴨方付近の食堂でランチ(カツ定食) それにしてもよく休むもんだ、と自分でも思う。
11:45 出発
12:50 70㌔地点
ここでも成り行きで「玉島バイパス」に入り込んでしまった。しばらくは普通に走ってきたが、高架に差し掛かるともういけない。首都高を想像してもらえばいいだろうか。あそこを自転車で走るのにはよほどの豪胆さが要求される。私は小心者なのだ。とても怖くてできない。
インターチェンジ風のところで降りて、下の道を走リ始めた。午後からは猛烈な暑さとなっており、高架下の日陰を見つけ縁石に腰を下ろし、ほっとしたとたんに眠気に誘われ寝込んでしまった。
多分、数分しか経っていなかったと思うが、クラクション音で起こされた。パトカーだった。一応「大丈夫ですか」と声をかけられ、当方の安否を気遣う言葉遣いではあったが、あれは、一種の不審尋問だよ。もっとも、尋問されても仕方ない状況だとは思うが…。寝転んだ足先が道路にはみ出しているので、危険だから引っ込めてください、と言い残して去っていった。また、寝込む。
13:20 73㌔ 倉敷まで数㌔なのに、またスーパーで白熊クンを食べたりしてお休み
14:15 78㌔ 倉敷美観地区到着
朝早くスタートしたせいか、それほどの難所が無かったせいか、かなり早く倉敷に着けたので、「美観地区」に足を伸ばした。日曜日だということもあり、相当の人出。それらに混じり歩いた。日陰の店先ではお約束のようにカキ氷をいただき、景観を心ゆくまで楽しんだ。実は当地には30数年前に来た事があり、大原美術館やアイビースクエアーなどにも行ったものだが、今回は全くその予定はない。
町中に戻りホテルの目星を付け、とりあえず予約だけして(チェックイン時間には1時間程あった)また、町中へ戻る。大通り脇の店先のベンチで寛ぎながら、一日中気になっていた車体に固定するボトルホルダーの付け直しをする。ここでは携行品の細引きが出番となる。そんな応急修理でも帰着まで十分耐えてくれた。
その店で売っているどれでも100円というソフトクリームやカキ氷は飛ぶように売れていたね。私は両方とも買いました。別におカネに困っているわけではないが、100円は嬉しい。きっと皆さんもそういう事なのだろう。上手い商法だといえる。
16:00 ホテルチェックイン
(以下は、ルーティーンとなった感のあるチェックイン後の大体の過ごし方)
部屋に入ると先ず冷房を最強(温度設定があれば20℃)にして、着ているものを全部脱いで、シャツ、パンツ、タオルハンカチを全て洗面所のシンクに浸し洗剤をパラパラと振りかけてから、ベッドにひっくり返りウトウトとする。目覚めたら(概ね30分後)風呂場でシャワーを浴び、その際には走行中使用していたタオルを使う。タオルの洗濯が不要となる。その後、髭をそり、洗濯を仕上げ、それを適当な場所に干し、部屋着(ポロシャツと長パンツ…、宿泊先滞在中はこのワンセットで間に合わせる)に着替え、テレビなどを見て世間の情勢を眺める、特に天気予報は重要だ。そして、町に出て夕食をとる。
このテルにはサービス夕食があるので館内食。因みに朝食もついて¥4590。
下の写真は当ホテルのサービス夕食 これで十分です。
食後は、人通りが殆んどない美観地区を散策
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