7:00 ホテル 出発 いよいよ今回の主要テーマの第四ステージが始まる
まだ雨は降っていないが、台風12号が気になる。(当日13:00 室戸岬沖南270㌔ 965hPa 最大風速35m/s 速度が遅く、既に紀伊半島に甚大な被害をもたらしている雨台風だ)
走り始めて直ぐにちょっとした峠を越え、由良川に架かる大川橋を渡り、川に沿って河口に向かう。下の写真はその河口にある海水浴場。(7:50 10㌔)ここで持参のパンとアイスコーヒーの朝食。
9:20 24㌔ 天橋立 着
北近畿タンゴ鉄道宮津線に沿って走り栗田トンネル(600㍍)を抜けてしばらく行くと天橋立に出る。地図上では、その砂州の中を道路が走っているので、そのまま行ってみると、松並木の気持の良いダートコースだ。途中休憩したり、宮津湾の水に足を浸したりして、その3㌔を充分に堪能した。尤も、以前こちらには来た事があるので、周辺に立ち寄る予定はなかった。
現時点では曇りながら蒸し暑い程で、台風の影響は殆んど感じられなかった。
10:00 天橋立を抜け丹後半島周回コースに入る。目指すは伊根の船屋
下の写真は10:55頃、40㌔、伊根の少し手前の大島の町並み。概ねこんな道路を走って行く。
11:00 42㌔ 伊根湾めぐりの遊覧船乗り場
伊根の船屋は何度かTVの旅行番組で見たことがあり、以前から行きたい所だった。今回のツーリング中でも数少ない観光をした場所だ。
11:30~12:00 遊覧船にて観光
丹後半島を周回する道路としては国道178号線があるのだが、伊根から先は殆んど内陸部を通っている。やはり半島はなるべく海岸線近くを走ってみたい。そこで六万部という地区の辺りからR178を外れて海岸寄りの地方道を選択した。それが下の図。
結果として、これが良かったのか悪かったのか今でも判らない。
この頃から雨が降り出し、12:30頃にはかなりの降りになってきた。しかも道は上り下りを繰り返すトンネル含みの難所だった。雨具は着用したが、内側からの汗でグッショリ。登りで歩いている時など4年前の阿寒横断道路を越えた時の辛さを思い出した。おまけに空腹だったが食堂など見当たらない。
13:30近くに一つのミニ峠を越えて下り切った小さな集落(本庄浜)に「何でも屋」風の店を見付けて入った。この時は心底ホッとした。実はここは漁協で手持の地図にもそのように出ている。確かにそうなのだが、それは昔の事で(奥には使われていない無線装置なども見える)現在は集落の住民のための日用品を販売する機能だけが残っているそうだ。
菓子パンとチキンフライというなんとも可笑しな昼食にはありつけたのだが、外の雨はますます激しくなってくる。たったの50㌔少々走って来ただけなのに「今日はもう終り」という気分になっていた。そこで例によって、店員のオネエサンにこの先どこか泊れる所はないか尋ねると、親切にも心当たりに色々電話で当たってくれたが、どうもかなり先の方にしかないらしい。それも途中には登りがきつい峠があるという。伊根まで戻る他なさそうだが、どうにもその気になれない。
その時点では、いざとなったらその漁協の片隅にでも泊めてもらおうかとすら考えていた。寝袋もマットもエマージェンシーマットすら持っているのでどうにかなる。そんな様子を見かねてか、この地区の民宿を当たってみようという事になり(始めからそうしてもらえれば良かったのだが、私がこの先の宿泊場所は…と訊いたのがまずかったのだ)何とかその内の一軒がOKだと言ってくれた。但し電話で話した所では食事は大したものは出せないと言っていたが、そんな事はこの際全く問題ない。
14:00 民宿 着
直ぐ近くにその民宿はあった。もちろん客は私ひとり。台風情報が必要でしょうと女将さんが言ってくれTVのある部屋に通してくれたが、そこのエアコンは故障していた。すると、隣のTVはないがエアコンは健在の部屋も使ってよいと言われ、結局、メインはそちらで、TVを見たい時にはもう一方と二部屋を使わせてもらった。本日の夕食が下の写真。
雨は激しくなっている。明日は連泊になりそうだ。
本日の走行距離 53.51㌔ 走行時間 3:34 平均速度 15㎞/h
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