7:45 雨の中をお世話になった民宿のおばさんに見送られて出発。
午前中はかなりの雨で、写真を撮る余裕すらなかった。
昨日走ってきたR477に復帰して10㌔足らずで250㍍程の峠を越える時、ピークに農産物販売所があったので屋根の下で一息入れた。そこに地元農家の方が販売準備に来て、例によって「どこから来てどこへ行く」の質問から始まる話しが始まった。
今日は舞鶴まで行く積りだというと、まだ大分あるな、大変だあと感心やら同情をしてくれた。私は持参の地図を見せながら「こんなコースを行くのですが・・・」とこれからの予定を説明して「どうでしょうか」と意見を求めた。
ここでその「地図」を少し説明しよう。ネット上に「NAVITIME」というソフトがあり、ここで「自転車ルート選択」を指定し、出発地、目的地を指定するとGoogle Map上にルート・距離などを示してくれる。また、コース選択も「最短距離」とか「主要道路」などと選べるのだが、私は「高低さが少ない」を選んでいる。只、その図はそのままではA4サイズの手頃な大きさの印刷には適さないので、別の地図ソフトを印刷し(尼崎ー舞鶴で16枚)、そこにマーカーでプロッティングした物をケースに入れてハンドルの前に置いてある。
すると皆さんが私のコース図を見て、舞鶴に行くのにこんなコースをとる者はいない、この先をこう行って、園部から国道9号線で観音峠を越えて、あとは標識に従って「舞鶴方面」をダーっと下るだけだと言うのだ。
当初のルートは薗部からは山陰本線に沿って走り、山家駅付近からほぼ北上して舞鶴に至るというものなのだが、確かにそれなりに山道で大変そうだ。何しろ観音峠を越えればあとは下りという単純さが気に入った。もちろん、そのままを鵜呑みに信じたわけではないが、地元の人が言うのだから損はないだろう。
9:50 22㌔ 観音峠(300㍍)を越える
10:30 27㌔ 国道27号線に入る
11:00 下山駅近くで山陰本線を越える。由良川沿いの全般的には下りのコースだが、まだ山間部で、時々登りがあるが大した事はない。(下の写真)
11:40~12:15 道の駅 和でコロッケを食べて、これが昼食。 雨が上がる。
下の2枚は由良川越えるR27の風景
綾部からはR27はJR舞鶴線に沿うように北上する。
全般に走りやすい道路で、普通に走れる限り側道も良く使うのだが、下の写真(淵垣駅)のように側道が駅のホームに吸収され行き止まりというのには驚いた。(14:05 舞鶴までもう一息)
15:20 76.2㌔ 西舞鶴駅
前に書いたような事情で、この辺りの地図は持っていない。それがちょっと困った結果をもたらした。実はこの西舞鶴駅前を通過した時、しばらく走れば当然舞鶴駅という駅(実際には東舞鶴駅はあるが舞鶴駅はない)があり、そこからは舞鶴港が近いはずだと思っていた。ところが持参の地図の最終(16枚目)の舞鶴周辺部分には今走っているR27が海岸沿いに東西に通っており、おかしいなとは思いながら走っていると唐突に海にぶつかってしまったのだ。
15:30頃 舞鶴港
ところが、ここは同じ舞鶴港でも西港で、本来の軍港・舞鶴はもっと東にあるのだ。そして私が観たかったのはそちらだ。横須賀・呉・佐世保と殆んどの海軍基地を観てきた私としては、旧海軍鎮守府所在地としての舞鶴は見ておきたいところだ。
だがそれには10㌔近く進行方向とは逆行しなくてはならない。だが、80㌔以上走った後の老体には、そのエネルギーは残っていない。せめてこの西港で宿泊し、明日朝一番で東港を見に行こうかと考えたが、たまたま目に入った「舞鶴ホテル」に行ってみれば、そこは葬儀場だったりして、結局ホテルはない。
それなら舞鶴に泊る理由はなくなり、そこで聞いた5㌔ほど天橋立方面に走った所にある温泉施設付属の宿泊施設に宿泊することに決定。
今日のコースは「日本海に出てから西に向かう」というツーリング全体から見れば、多分、効率的だったかもしれないが、今現在(10/10)では少し残念な気がしないでもない。
これで第三ステージが終り、明日からは最終でメインの第四ステージが始まる。それにしても、動きが遅い台風の動向が気になる。
写真は温泉施設部分。中で食事もとれる。但しここでは携帯(Softbank)は繋がらなかった。
本日の走行距離 85、77㌔ 走行時間 5:18 平均速度 16、2㎞/h
0 件のコメント:
コメントを投稿