4:00 起床
キャンプ場の夜は意外と賑やかなのだ。鹿(多分)やその他の動物、鳥、虫の鳴き声そして偶に、はるか上を走る道路を行く車の音、木々のざわめき。そして、幌加内湖では、後にも先にもこの時だけ、NHKFMが極めて感度良く受信できた。ラジオ深夜便を聞く。
5:00 朝食 6:00 キャンプ場出発
本日は、当初の予定では滝川までの71㌔。
7:20 16、5㌔ 幌加内トンネル(標高270㍍ 全長1261㍍)
以前どこかのトンネルで「ここが今回最長」と書いたがそれは誤りで、このトンネルが最長だった。初めて持参のフロントライトを装着。かなり緊張して抜ける。
それからは雨竜川沿いの下り基調のR275を快調に進む。尤もこのコースは以前逆方向で走った事があるので余裕。
幌加内は道内でも有数の「蕎麦どころ」でこの辺りでも米作と蕎麦作りが共存している。因みに、米作は概ね名寄辺りが北限で、それ以北は牧畜がメインとなり、目下牧草の刈り取り・蓄積作業が行われている。
奥が稲の田んぼで手前が蕎麦畑。
8:30 34㌔ 沼田町付近 休憩
沼田に限らず、道内では上掲のような看板が至るところで見ることができる。自衛隊の存在を身近に感じる事ができるのは北海道が一番だろう。軍用車の隊列は普通に走っているし、駐屯地や演習地もたくさん見てきた。ひょっとすると「自衛隊」は道内随一の「地場産業」かもしれない。
道の駅「田園の里 うりゅう」で 一息入れていると、レーサーに乗った地元のサイクリストが声をかけてくれた。同年代らしく、話題は盛り上がった。私は一生懸命ツーリングの楽しさを語り、「オレは伝道師か」と我ながらおかしくなってしまった。
11:35 57㌔ (滝川市に入っている)ドライブインにて昼食
12:00 ドライブイン 出発
ここでこれからのコースについてある決断をしなければならなくなった。
意外といえるほどの順調さでここまで進んできた。まだ7月2日で、最短ルートで苫小牧への帰途を行くと3日にはフェリーに乗船可能、5日には自宅に帰り着く事ができる。しかし、休みの関係からすると11日に帰れば十分なのだ。なんとも勿体無い6日が生じるではないか。
という事で、頭の隅にズーっとあった「札幌行き」を決めた。 それにしてもプラス3日というところだ。
苫小牧へ向かうのなら滝川から12号線に乗るのだが、札幌方面ならこのままR275だ。この2国道の間を石狩川が流れ、そこには石狩川自転車道路があるので、当然の事のように行ける限り走ったのだが10㌔程(新十津川・砂川付近)で終ってしまい、以後はR275に復帰して、新しく目的地としたキャンプ場を目指す。
結局この日は今ツーリング中最長距離(117、03㌔)を走ったのだが、どうもこの長さになると「疲れる」と言うより「飽きる」 。やはり70㌔前後というのがベストペースらしい。
16:00 月形皆楽公園キャンプ場(200円) 到着 (ここは以前泊った事がある)
右後ろの白い建物が月形温泉ゆりかご(400円)
池を中心とした気持の良いキャンプ場で、設営を済ませ、買出し、食事の後、至近の温泉で寛ぎ
20:00くらいに就寝。
本日の走行距離 117、03㌔ 走行時間 7:05 平均速度 16、5㌔
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